西国の動乱、まだ止まぬ 第358話 ゲーリケとドニ・パパンと源五郎、そしてライフル銃と一貫斎 永禄十二年 十月二十二日 諫早城 未一つ刻(1300)「殿、まずはこれをごらんください。蒸気のからくり、それがしは機関、と命名しましたが、その機関を説明するのに必要なのです」 うわー。なんとなく、なんとなくわかるぞ。スマホを作るには半導体が... 2023.08.12 西国の動乱、まだ止まぬ
西国の動乱、まだ止まぬ 第357話 手押しポンプと水銀とトリチェリと忠右衛門 永禄十二年 十月二十二日 諫早城 巳の一つ刻(0900)「事の発端は、殿が手押しポンプなるものの製作を命じられ、完成したときからでした」 諫早城から小佐々城より少し先、天久保村にある工部省の開発工房へ向かう馬車の中で、忠右衛門は話しはじめた... 2023.08.12 西国の動乱、まだ止まぬ