新たなる戦乱の幕開け 第408話 織田信忠と留学生の夏休み 元亀元年 七月二日 岐阜城 「まったく戦になりませぬ」 岐阜城の居室で信長と話しているのは、嫡男の勘九郎信忠である。 「ほう、どのように違うのだ」 「は、われらが戦をする際は、まず斥候を出して相手の動きを探ります。籠城するのか野戦なのか、... 2023.09.14 新たなる戦乱の幕開け