転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第19話 『大村藩保守派の妬み』 天保八年 五月十五日(1837/6/17) |玖島《くしま》城 次郎左衛門武秋「これは御家老様」 筆頭家老の大村五郎兵衛昌直は、家禄千四十石九斗二升取りだ。 その後に同じく、両家とよばれる一門の大村彦次郎友彰(八百四十六石九斗六升)が続き、... 2024.02.11 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
内政拡充技術革新と新たなる大戦への備え 第580話 武田大膳大夫勝頼の野望 天正元年(1572)九月二日 甲斐 躑躅ヶ崎館「わしは、其方そなた達あっての武田じゃと思うておる」 武田家第十七代当主で、甲斐源氏二十代目である武田勝頼は、重臣を前にそう言った。 馬場美濃守(信房)に山県三郎兵衛尉(昌景)、高坂弾正(昌信)... 2024.02.11 内政拡充技術革新と新たなる大戦への備え