転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第23話 『モリソン号警告についての幕府の見解と、聞役としての動き』(1837/9/14) 天保八年八月十五日(1837/9/14) 玖島くしま城 <次郎左衛門>「次郎左衛門よ、もう傷の具合は良いのか」「はは、おかげ様をもちまして、完治いたしましてございます」 俺は右肩をグルグル回してみせる。殿はニコニコ笑っているが、鷲之わしの助... 2024.02.15 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
内政拡充技術革新と新たなる大戦への備え 第584話 純正の大義名分と信長の大義名分(1572/12/05) 天正元年 十一月一日(1572/12/05) 諫早城 「さてみんな、集まってもらったのは他でもない。例の如く小佐々家の今後の基本方針と、織田・武田・徳川・浅井・畠山・里見に対する外交姿勢について論じたいからである」 集まった閣僚の表情は十人... 2024.02.15 内政拡充技術革新と新たなる大戦への備え