第60話 旗艦 コメーソ・ダ・ゴーリャ号と観艦・観閲式

 感無量、で、ある。

 映えある我が沢森海軍と陸軍の初観艦式・観閲式だ。

 本当は、十隻二十隻……百隻二百隻と、無敵艦隊をつくりたかったが、いかんせん……(中二病? いやこれは違うか)

 なんとなくポルトガル語で命名。(栄光の始まり)号。映えある沢森家第一号艦だ。ちなみに三号艦まで出来ている。(商館の商人に訳してもらった)

 ※海軍※

 旗艦 コメーソ・ダ・ゴーリャ号(栄光の始まり)号

 キャラベル・レドンダ四本マスト (最大片弦四門) 

 艦隊司令 深沢勝行 

 艦長 姉川 惟安 他五十名

 二番艦 プロスペリ・ダージ・エターナ(永久の繁栄)号

 キャラベル・レドンダ三本マスト (最大片弦三門)

 艦長 姉川 延安 他四十名

 三番艦 フィナイス・フェリージス(幸せな結末)号

 キャラベル・レドンダ三本マスト (最大片弦三門) 

 艦長 姉川 信秀 他四十名

 関船三隻 二百四十名 (棒火矢、焙烙玉)

 小早三十隻 六百名 (棒火矢、焙烙玉)

 人員総勢 九百七十名

 ※陸軍※

 第一即応旅団 旅団長 深作治郎兵衛兼続

 三個連隊(一個連隊千名)

 第一連隊(十個大隊各百名) 連隊長 小田鎮光

 鉄砲大隊 鉄砲百丁

 大砲大隊 フランキ砲十門(随時拡充予定)各十名 各馬一頭

 弓大隊 二大隊(二百名)

 騎馬大隊 一大隊(百名)

 歩兵大隊 五大隊(五百名)

 第二連隊 連隊長 小田賢光(ともみつ)

 同上

 第三連隊 連隊長 小田増光

 同上

 いいですねえ。いいですねえ。

 連隊の人数とか、旅団がどう……というつっこみはなしでお願いします。

 雨天時、荒天時の艦隊運動、部隊移動を行った。

 特に海軍では洋式帆船と和船との艦隊連動、陸軍では砲兵の山岳・悪路における移動、部隊展開など問題点もあったが、改善できる点であった。

 船は年に何隻建造するかを決めて、鉄砲と大砲は量産の方向でいこう。値段が高くても、国産・輸入と選びながら、より暴発の危険が少ない物を選んでいこう。

 片目用の望遠鏡は見づらいから、双眼鏡を作る様に忠右衛門に頼もうっと。

 やりたい事つくりたい物、いっぱいある。ありすぎる。

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