姜維信繁

『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第35話 『別に不意打ちでも問題ないよね? ……文化祭でモテモテ?』

1985年(昭和60年)9月30日(月) <風間悠真> オレはあれからヤツの行動経路を調べた。 調べた、といっても校内では他の生徒や先生にバレるから、必然的に登下校になる。登校は学校に行くから可哀想……というか色々と面倒が起きそうなので、下...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第240話 『土佐藩軍艦? 商船? 購入と佐賀と薩摩の教育改革』

~安政六年十月二十一日(1859/11/15) 「それで、荷船と申したか?」「は、我が家中の意向としましては、まずは商い、つまり交易にございますが、これにて富を蓄えとうございます。しかるのちに軍艦を買う、もしくは……」「自らつくる、と?」「...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第34話 『しびれを切らした2年生にボコられる?』

1985年(昭和60年)9月24日(火) <風間悠真> 生徒会の定例会議は月水金だが、三連休の後で月曜が祝日だったので、今週は火水金が定例会議となっていた。 数え上げればきりがないが、よくよく考えるとオレが生徒会に入りたくなかった理由の1つ...
転生したら弱小領主の嫡男でした!!元アラフィフの戦国サバイバル

第239話 『兵備輸入取締令(へいびゆにゅうとりしまりれい)と大浦・小曽根商会の横浜・箱館支所』

安政六年九月二十六日(1859/10/21)  次郎はこれを予見していたのだろうか。 大村藩がオランダに最新軍艦を発注し、しかも鋼鉄艦を発注した直後に、幕府から全国の諸大名に以下の法令が発布された。『兵備輸入取締令』 ・いかなる諸大名、また...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第33話 『世の中は広いようで狭い。それから、いくら先輩でも譲れません』

1985年(昭和60年)9月14日(土) スタジオ新城「ドゥンドゥンドゥン、ダダン……ズンズチャッチャズンズチャッチャ……」(ドラム)「ボンボンボンボンボンボンボンボン……」(ベース)「ジャラーン……ジャラーン……ジャラーン……ジャラーン…...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第238話 『遣米使節と海外領事館ならびに渡航許可』

安政六年九月一日(1859/9/26)  新見正興や村垣範正、小栗上野介をはじめとする使節団の派遣にともない、法整備も行われた。渡航先のサンフランシスコでは日本初の外国における領事館の設置が行われるのだ。 海外渡航における諸法規を整備する必...
大日本国から世界へ

第744話 『アルマダの海戦の敗北とカリカット総督府』

天正十七年六月二十四日(1588/8/16)「な、なんだと? そんなバカな……」 フェリペ2世はアルマダの海戦の敗報を絶望と共に知った。 手から報告書が滑り落ちて床に散らばるが、側近たちは固唾をのんで王の反応を見守っている。やがて彼は深く息...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第32話 『三連休と生徒会』

1985年(昭和60年)9月13日(金) 放課後 <風間悠真>「ゆーうまっ♡」「あ!」 教室の入り口に目をやると、3年の山本先輩だった。美人で性格も良く、スタイルのいい(推定Dカップ)先輩は男女ともに羨望の的。その彼女に呼ばれたオレは……男...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第237話 『布衣ならよかろう。または六位のいずれか』

安政六年八月三日(1859/8/30) 京都 鷹司邸「大変光栄な仕儀にございますが、諸般の事様を鑑みまして、主君丹後守様曰いわく、慎んでお断り申し上げたいとの事にございます」 次郎は京の鷹司邸にて、先日掴んだ情報による純顕すみあきの昇進と自...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第31話 『面倒くさいがまたクラス委員。高遠菜々子と』

1985年(昭和60年)9月2日(火) 始業式 <風間悠真> 昨日、悟くんのバンドを観に行って、祐介も行ったんだが、一緒に練習ができた。やっぱり次元が違う。なんてったってオレはギター歴9か月だからね! 参加メンバーは悟くんとドラム、残りはボ...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第236話 『越前、土佐、宇和島、幕府、そして次郎』

安政六年七月五日(1859/8/3)  大村藩発の国産電信設備は、大村藩の領内はもちろんのこと、西国諸藩の領内にも敷設された。 まずはじめに佐賀藩と島原藩、平戸藩と五島藩、唐津藩といった近隣の藩に敷設され、徐々に九州全域へと広がっていったの...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第30話 『太田純美のズルい! 私も!』

1985年(昭和60年)8月31日(土) <風間悠真>「えーずるい! 私も行きたい!」 いや、うーん。そうは言ってもね……あれは不可抗力だから。 凪咲なぎさとのお泊まり旅行となってしまったデートは、予想通り美咲と純美あやみに知られてしまった...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第235話 『薩摩、佐賀、長州』

安政六年七月五日(1859/8/3)  ここで1度、現時点における思想的な事を整理しなければならないので述べておく。 1. 尊王論:天皇を国家の中心と位置づけ、その権威を重んじる思想……次郎たち。ほとんどの勢力。 2. 攘夷じょうい論:外国...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第29話 『新城悟と彼女。凪咲との外泊』

1985年(昭和60年)8月24日(土) <風間悠真> 海水浴場はお盆を過ぎると急激に客足が遠のく。まだまだ暑いし夏真っ盛りなのにだ。その原因はクラゲなんだが、そのせいでバイトは減らされて、でもさすがに4人全員はクビにはならない。 叔父さん...
転生したら弱小領主の嫡男でした!!元アラフィフの戦国サバイバル

第234話 『勘定奉行並びに外国奉行小栗上野介、彼を知り己を知れば百戦殆からず』

安政六年六月六日(1859/7/5) 江戸 一橋慶喜邸『勅みことのりを以もって~中略~一橋刑部卿きょう慶喜、隠居の沙汰を取りやめるものとする』「ふむ、これはまた、如何いかなる事か」 一橋慶喜は江戸の邸宅で読み上げられた沙汰を、再度頭の中で読...
『邪馬壱国の壱与~1,769年の眠りから覚めた美女とおっさん。時代考証や設定などは完全無視です!~』

第24話 『車輪と家畜と道路』

正元三年一月十六日(256/2/16⇔2024年6月19日16:00) 弥馬壱国 方保田東原の宮処かとうだひがしばるのみやこ「車輪?」 壱与が首を傾げた。修一は大きな円を手で描きながら説明を続ける。「そう、車輪だ。これを使えば、重い荷物を楽...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第28話 『有川港花火大会』

1985年(昭和60年)8月11日(日) 有川港 <風間悠真> 夏のイベントと言えば、というくらいベタなのが花火大会であるが、恋人同士なら必ず1度は話題に上るだろう。とは言っても単純に花火を見るだけだから、正直なところ30分もあれば終わるの...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第233話 『日米通商条約附録と横須賀造船所』

安政六年六月六日(1859/7/5) 江戸城 御用部屋「掃部頭かもんのかみ様、小栗又一、お召しにより罷り越しましてございます」「うむ、よくぞ参った」 井伊直弼がオールコックの提案にどう答えるか迷っている中呼び出したのは、史実では大村益次郎を...
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第743話 『アラスカ並びに北米西岸の探険・入植と太平洋横断計画』

天正十七年四月十二日(1588/5/7) 天正十三年の六月から十一個艦隊体制と、八月から海軍艦艇の蒸気機関推進化をすすめていた肥前国海軍であったが、ようやくその体を成すようになってきた。 160隻ほどあった既存艦艇は予備艦艇として、特にルソ...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第27話 『生○Vを目撃しているのを目撃された』

1985年(昭和60年)8月2日(金) 玉の浜海水浴場 <風間悠真> 金を稼ぐにはいろんな方法があるが、最も一般的で誰もがやっているのが、自分の時間と労力、または技術を使ってその対価を得る方法だ。いわゆる会社員やアルバイト、もしくは自営業も...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第232話 『密会』

安政六年五月六日(1859/6/6) 江戸城 御用部屋「なに? 英国人だと?」 日英和親条約を含め、イギリス以外にもフランス・ロシア・オランダと結んでいた条約は、協議を必要とするものの、最恵国待遇に準ずる内容であった。 従って日米通商条約が...
『邪馬壱国の壱与~1,769年の眠りから覚めた美女とおっさん。時代考証や設定などは完全無視です!~』

第23話 『狗奴国王日出流と熊襲帥』

正元二年十二月十四日(256/1/14⇔2024年6月18日8:00) 狗奴国くなこく 蓬原ふつはら宮処「日出流ひいずる王よ」「なんだ」「近ごろ面白い話を耳にしました。何やら弥馬壱国に異国の民が現われたそうですぞ」 狗奴国の都である蓬原の宮...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第26話 『美咲と凪咲と純美とオレと』

1985年(昭和60年)7月23日(火) 玉の浜海水浴場 <風間悠真> 昨日の衝撃的な光景が頭から離れないまま、オレは午前中の練習が終わった後に海の家に向かった。叔父さんが言っていた新しいバイト3人が誰なのか、正直気になっていた。まさか知り...
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第231話 『神奈川(横浜)・長崎・箱館開港とオールコックとシーボルト』

安政六年三月二十日(1859/4/22) 『露は落ち 月の光に 影はなし 清き輝き そのままにして』 長野主膳は辞世の句を詠んで自決する前に、井伊直弼に一切罪が及ばないように周到な根回しをした。 まずは証拠隠滅である。 こう書くと狡猾こうか...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第25話 『玉の浜海水浴場での生A○観賞体験』

1985年(昭和60年)7月22日(月) 玉の浜海水浴場 <風間悠真> 2回あった礼子の時の激痛とメッセージに関しては、深く考えないようにした。考えても答えは出ないだろうし、よくいう虫の知らせで終わらせたのだ。 実家は農家だったが、この時期...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第230話 『長野主膳とハリスとの交渉』

~安政六年二月十六日(1859/3/20) 水戸 彦根藩邸 次郎襲撃の翌日~「御家老様! 御家老様!」「何事じゃ騒々しい!」 執務室で政務を行っていた彦根藩家老、長野主膳のもとに、側近が息を切らしてやってきたのだ。「こ、これをご覧ください!...
大日本国から世界へ

第742話 『籠手田安経と三度、イスパニアの影』

天正十七年二月二十七日(1588/3/28) 純正が向かう東南アジア総督府はカリマンタン島のクチンにあり、ブルネイ県・スラウェシ県・インドネシア県・ニューギニア県・オーストラリア県の広大な領域を統括する総督府である。 陸地面積だけでルソン地...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第229話 『岩倉具視、江戸へ。戊午の勅命』

安政六年一月十四日(1859/2/16)「なんと! そないな事があらしゃったのですか?」 次郎襲撃の報をうけた岩倉具視は、安否を確かめるべく大村藩京屋敷へ急行したのだが、当の次郎は平然として、いたって元気であった。  その次郎から事の成り行...
『邪馬壱国の壱与~1,769年の眠りから覚めた美女とおっさん。時代考証や設定などは完全無視です!~』

第22話 『鉄と帆船と大陸の話』

正元二年十一月十日(255/12/10⇔2024年6月16日21:00) 修一邸「でもセンセ、ほんとに先生なのかよ……」 槍太(そうた)がジロジロと修一の頭のてっぺんからつま先までを見ていった。「お前もホント用心深いね。嘘いってどうすんの?...
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第24話 『高田礼子と、2回目』

1985年(昭和60年)7月19日(金)終業式 放課後 <風間悠真>「という訳で、先輩に呼び出されましたが、ボコられるのがわかっているので、行きません」 オレは職員室で、正当防衛で殴った修一や小学校の時にトラブルがあった正人が2年とつながっ...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第228話 『三度の襲撃と文明の利器』

安政五年十二月十一日(1859/1/14) すでに第14代将軍家茂の宣下は終わっており、一橋派は名実ともに勢いを失速させていた。次郎は不時登城の罰を軽くするために、勅許を得るための工作を行っていたのだ。 九条尚忠や三条実美などの幕府に敵対的...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第23話 『女に暴力は最低のクズだが、イジメるのも最低のクズだ』

1985年(昭和60年)7月19日(金)終業式 <風間悠真>「ねえ悠真! これなに?」 美咲と凪咲なぎさ、そして純美あやみの3人が1組から2組にやって来てオレに聞いてきた。月曜日に発案し、丸3日かけて作ったチラシが完成して、昨日の放課後に1...
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第741話 『ルソン総督と北川長介純清』

天正十六年十二月二十九日(1588/1/27)フィリピン「父上、やはりルソンまで来ると暑うございますね。台湾も暖こうございましたが、さらに南だとこうも暑いものでしょうか」「ふふ、平十郎よ、そなたは肥前国から出るのは初めてではなかろう? 海軍...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第227話 『朝廷の反幕府勢力と処罰の対象者』

安政五年十一月七日(1858/12/11) 大村藩領内では道路整備が行われ、人、馬、馬車、籠などの通行に耐えうるレベルにまで達していた。しかし他の地域は例え天下の台所、京の都といえども、整備はされているものの、そのレベルはお粗末なものであっ...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第22話 『女にモテて美少女ハーレム作るには、なにを演奏すればいいんだ?』

1985年(昭和60年)7月15日(月)<風間悠真>「きゃー美咲、かわいー♪ どうしたのこれ?」「えへへ~いいでしょ。この『キスミーシャインリップ』、もらったんだ~♪」 オレがこの前プレゼントで渡したなんちゃらリップをつけた美咲が、プチ時の...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第226話 『島津斉彬と出兵上洛』

安政五年十月二日(1858/11/7) 鹿児島城「おお、よくぞ参った。次郎左衛門よ。丹後守殿はご承知なされたか?」 島津斉彬の第一声である。 斉彬の目的は挙兵して幕府に対して明確な反対の意を表し、まだ朝廷より宣下を受けていない家茂を廃して慶...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第21話 『遠野美咲』

1985年(昭和60年)7月10日(水)<風間悠真> 前世のオレにもう少しこれがあれば……と思わなくもないんだが、今日は美咲の誕生日だ。大丈夫、問題ない。ちゃあんとプレゼントも買ってある。この前テストで佐世保に行ったときに買った。 何を選ん...
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第740話 『台湾総督府』 

天正十六年十一月三十日(1587/11/30)台湾総督府 純正が台湾への入植を始めたのは今から21年前、永禄十年の1567年であり、信長との同盟を結ぶ前の肥前の一大名に過ぎない頃であった。 当初は入植者の原住民による殺害事件などの悲惨な出来...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第20話 『スクール水着と先生との交渉』

1985年(昭和60年)7月1日(月)<風間悠真> 先週の木・金で期末テストが終わり、オレは日曜日に佐世保まで行って学診テストを受けに行った。 5教科ともにまだこの時期は、小学校の復習が含まれるから余裕だ。 それに社会や国語は好きだから、普...
『邪馬壱国の壱与~1,769年の眠りから覚めた美女とおっさん。時代考証や設定などは完全無視です!~』

第21話 『信じられないかもしれないが、オレは中村修一だ』

正元二年十一月九日(255/12/9⇔2024年6月16日20:00)「いや……お前……誰だよ?」 比古那はそう言って後ずさる。目の前には見た事のない自分達と同世代の若者がいるのだ。無精髭ひげを生やし、髪もボサボサだが、若いのは確かだ。「え...
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第739話 『病床の尚永王』

天正十六年十一月一日(1587/11/30)琉球国 首里城 首里城の守礼門前、琉球王国の廷臣たちが厳かに列をなし、国王尚永は緊張した面持ちで控えていた。彼の周りには、琉球の伝統的な礼服を身にまとった側近たちが、不安げな表情を浮かべている。 ...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第225話 『反井伊直弼』

安政五年九月十四日(1858/10/20) 江戸城 御用部屋「|掃部頭《かもんのかみ》殿(井伊|直弼《なおすけ》)、|如何《いかが》なさいますか」 井伊直弼により老中に再任された松平|乗全《のりやす》が聞く。「|癪《しゃく》ではあるが、大村...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第224話 『大獄前夜と朝廷』

安政五年七月十五日(1858/8/23)~八月八日(1858/9/14)「どうするどうするどうする?」 井伊直弼による襲撃の幇助ほうじょの事実が本当であれば……いや、恐らくは本当であろう。 証人もいて犯行動機もある。  井伊直弼は幕政に口を...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第19話 『ディープキス』

1985年(昭和60年)6月27日(木)<風間悠真>「ああ~終わった終わった~」 と頭の上で両手を組んで伸ばす美咲。制服越しの胸のシルエットが美しい。「ほんっと~、私理科と社会苦手だあ~」 同じように伸びをする凪咲。こちらもいい感じ。うーん...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第223話 『井伊直弼と太田和次郎左衛門』

安政五年七月十五日(1858/8/23)  すでに老中の堀田正睦と松平忠固は罷免され、代わって鯖江藩主の間部詮勝あきかつ、前掛川藩主の太田資始すけもとなどを直弼は老中に抜擢ばってきしていた。  先日不時登城をした松平春嶽は隠居、徳川斉昭・一...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第18話 『純美……人は見かけによらないんだな』

1985年(昭和60年)6月23日(日) <風間悠真>「ねえ、一休みしない?」 今日は・・・純美の家で4人で1学期の期末テストの勉強をしている。 今日は、というのは先週は凪咲なぎさの家、その前は美咲の家で勉強をしたからだ。 オレ達は勉強の手...
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第222話 『違勅』

~安政五年七月十五日(1858/8/23) まで「次郎よ、如何いかが致した?」 上座の藩主純顕すみあきが次郎にそう問うと、右手に座る利純も真剣な眼差しで次郎をみる。「は、ただいま報せが入り、急ぎ精煉せいれん方より戻りましてございます」「うむ...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第17話 『仁木祐介とニッキー・シックス』

1985年(昭和60年)5月23日(木)五峰南中学校 音楽室 <風間悠真>「ああぁ? 何だって?」『あ』に濁点がつきそうな声を出してしまった。 誰だこのくそ無礼な男は? そりゃあオレは下手だ。でも初対面の男に下手呼ばわりされる理由はないぞ。...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第221話 『条約と朝廷とベッセマー転炉』

安政五年六月十九日(1858/7/29)  歴史は、ハリスの思惑通りに進んだ。 6月に入ってのアロー戦争の休戦を受け、日本に恫喝どうかつとも予言とも、提案とも取れる条約締結の要求が示され、幕府は抗う事ができない状況となったのだ。 しかし次郎...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第16話 『バレー部の先輩と彼氏と彼女の定義』

1985年(昭和60年)4月27日(土)~5月6日(月) ゴールデンウィーク  ……やり過ぎた。 ……完全にやり過ぎた。人間、後々になって冷静になってみると、なぜそんな行動をとったのか理解不能な時が、まま、ある。オレの場合は先生だ。あれ以来...