『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第57話 『礼子との自宅でムフフな(死語?)勉強会と母親の真相』

1986年(昭和61年)2月23日(日)朝、8時半。快晴 <風間悠真>  緊張と少しの期待感が入り混じる中、12脳のオレは鏡の前で服装を整えていた。 「……よし、こんなもんか」  今日は礼子の家での勉強会。今出発すればどんなに遅くても10時...
東と西の転生者

第765話 『勢力圏構想-東アジア-』

天正十九年八月十九日(1590/9/17) 諫早 <小佐々純正>  オレは風呂に入りながら考えていた。  ある程度の世界情勢が理解できたので、それを踏まえた肥前国の勢力圏の構想だ。転生してきたばかりのころは、生き延びるのに必死だった。しかし...
『邪馬壱国の壱与~1,769年の眠りから覚めた美女とおっさん。時代考証や設定などは完全無視です!~』

第38話 『タイムワープと若返りの謎に迫る』

2024年11月12日(21:00) SPRO 地下施設 「では、これまでの状況証拠をまとめてみましょう」  結月がホワイトボードを指す。『タイムワープ発生の必要条件』  1. 場所:石室内での発生 2. 物理現象:地震の振動 3. 人的要...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第280話 『将軍後見職、是か非か』 

文久二年六月七日(1862/7/3)江戸城 「さて、一橋刑部卿きょう様の将軍後見職、加えて松平春嶽殿の政事総裁職でございますが……」  信正は姿勢を正したまま、静かに続ける。 「後見職については先月、上様がすでに十七におなりになっているゆえ...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第279話 『久光対信正』

文久二年六月七日(1862/7/3)   発 京都留守居役 宛 蔵人様  島津三郎様 在京不逞ふてい浪士鎮撫ちんぶノ功アリ 従四位下左近衛権少将 叙位任官ノ 動キアリ ■江戸城  安藤信正は久世広周から聞いた腹案について考えていた。  やら...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第56話 『勉強会なんだけど純美とコタツの中で』

1986年(昭和61年)2月22日(土)<風間悠真>  1年最後のテスト、期末テストは27日(木)に英語・数学・社会、28日(金)に国語・理科がある。ため息がでる。  例によって今日は純美あやみとの勉強だ。  美咲と凪咲は前回の実力テストの...
東と西の転生者

第763話 『陸軍再編』

天正十九年六月十九日(1590/7/20) 諫早  海軍に続いて行ったのが陸軍の再編である。  インド・アフリカなど、南方から西方へ国土が拡張し、北方ではアラスカから沿海州まで統治するようになった。そのためこれまで連隊規模や小隊~大隊規模の...
『邪馬壱国の壱与~1,769年の眠りから覚めた美女とおっさん。時代考証や設定などは完全無視です!~』

第37話 『タイムワープの謎に迫る』

2024年11月12日(20:00) SPRO 地下施設 「なあ……疲れたし、飯と風呂、せめてそれ終わってからにしてくれない?」  SPROの研究施設に戻り、一行は再検査と研究室において今後の事を話す予定だったが、尊の一言でそうなった。食事...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第278話 『久光の幕政改革』

文久二年四月二十九日(1862/5/27)   発 次郎蔵人 宛 御大老  先日 島津三郎様 兵千ヲ率イテ上洛セリ 幕政ノ改革ヲ求メルモノナリ 次郎はそう幕府に報告しようと考えたが、止めた。よくよく考えたら次郎は幕臣ではない。それに久光は攘...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第55話 『想いの行方』

1986年(昭和61年)2月15日(土)<風間悠真>  純美との待ち合わせは小学校の脇にある川本商店だ。なぜかグラウンドと近いのに2軒も商店がある。  ここから歩いて中学校まで約30分。時間短縮とおっぱいむにゅむにゅ計画用に買った自転車だが...
東と西の転生者

第762話 『肥前国の海軍再編と大日本国、そして極東情勢』

天正十九年六月十二日(1590/7/13) 諫早 「殿下、お帰りなさいませ」  3年前の天正16年(1587)1月に諫早を出発した海外領土の視察であったが、3年半の歳月を経て終了した。長崎の湊みなとには純正一行の到着を待ちわびた閣僚と民衆が...
『邪馬壱国の壱与~1,769年の眠りから覚めた美女とおっさん。時代考証や設定などは完全無視です!~』

第36話 『SPROの若き研究員』

2024年11月12日(17:00)   いろんなところを見て回りたいのは全員一致ではあったが、観光とはいえ時間が限られていた。修一達は杉をはじめとした警護チームに守られながら、東京観光を堪能した。  15時までは明治神宮と原宿を回り、17...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第277話 『久光の上洛と寺田屋事件』

文久二年四月一日(1862/4/29) 京都 岩倉邸  発 諸調方しょしらべかた(諜報局) 宛 蔵人様  薩摩ノ草ヨリ報セアリ 島津三郎様 上洛ノ由 日本は次郎の活躍で不平等条約は締結しておらず、関税自主権もあり、領事裁判権も認めていない。...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第54話 『6人のバレンタインデー』

1986年(昭和61年)2月7日(金)~14日(金)  「もう! なんでこんなに難しいの!」  美咲は自宅のキッチンでブツブツと独り言を漏らしていた。真っ白なエプロンには、ココアパウダーが点々と付着している。もう6回目の失敗で、スーパーで買...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第276話 『公儀への報告と対馬事件の国内後始末。くすぶっている火は収まるか?』

文久二年三月十日(1862/4/8)   日魯間領土境界確定並びに対馬事件賠償条約と名付けられた長い条約は、批准日を1年後とした。それまでに賠償金の支払いや捕虜の返還、そして樺太(千島列島含む)におけるロシア国籍の民間人と兵の退去が行われる...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第275話 『戦争か? 賠償と領土』

文久二年二月二十日(1862/3/20) 交渉3日目~ 「まさか」  ゴシケーヴィチは即座に否定し、戦争論議で多少過熱した議論を冷ますため、会談はさらに翌日に持ち越した。戦争というワードを出したが、当然戦争する気などない。  第一極東の兵力...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第52話 『……だめ。今日は勉強でしょ 凪咲とのテスト勉強』

1986年(昭和61年)1月25日(土) PM8:00 <風間悠真>  家に帰ったオレは、晩飯もそこそこに丼をもって電話機の前に座る。今みたいにスマホどころか携帯もないので、連絡するとすれば自宅の電話だ。  凪咲なぎさが8時に電話をくれると...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第274話 『名を取るか、実を取るか。あるいはその両方か』

文久二年二月十九日(3/19) 交渉2日目 「サハリン(樺太)……ですか? それが何か?」  ゴシケーヴィチはそうとぼけたが、それが割譲を意味しているのは明らかである。現在樺太は日露の雑居地であり、国境線は定めていない。それがためにロシアに...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第273話 『日露交渉初日、強硬? 穏健?』

文久二年二月十八日(3/18) 箱館 駐日ロシア領事館 「問題が起きた時だけでなく、前向きな話し合いの時にお会いしたいものですね」  次郎たち3人は、ゴシケーヴィチが差し伸べた手を握ることなく右手で遮って言う。 「シェイクハンドはすべて円満...
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第35話 『東京見物と修一の決意』

2024年11月12日(12:00) 東京 新宿|御苑《ぎょえん》  修一はどこにでもいる考古学者だ。  もっとも考古学者に免許がいるわけでもなく、名乗れば誰でも考古学者になり得るし、その箔はく付けは出身大学であったり博士号であったり、論文...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第50話 『え? 悠真、お前なんでそんなにモテてんの?』

1986年(昭和61年)1月25日(土) PM2:00 <風間悠真>   山本先輩のおっぱいぷるん色気パワーでクソ先輩を撃退してから一週間後、オレ達はいつも通り音楽室で練習をしていた。 「祐介、昼飯まだだろ? ちょっと遅いけど、食おうぜ」 ...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第272話 『皇女和宮とロシア全権との交渉』

文久二年一月十五日(1862/2/13)~二月十一日(3/11) 「なんだって! ? 襲われた? いつ? どこで? 誰が?」  史実と歴史が変わっても対馬の問題は解決しておらず、他の問題も山積みである。  しかし次郎は攘夷じょういに関しては...
東と西の転生者

第761話 『北方三国同盟と明の滅亡への序曲』

天正十九年五月十一日(1590/6/12) 紫禁城 「兵はいる。だが動かすことは難しいだろう」  内閣大学士の申時行は誰に告げるわけでもなく、静かに、淡々と述べた。 「100万の兵を抱え、各地の衛所にも精鋭がいる。しかし……」 「軍餉ぐんし...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第47話 『凪咲と純美、午前と午後の初詣』

1986年(昭和61年)1月2日(木) <風間悠真>  ずいぶん前からだが、美咲はもちろん、他の女もオレがどこで何をしているのかを聞かなくなっていた。  ・ギターの練習(自宅・祐介宅・ホール全部含む) ・学校 ・自分以外の女といる(6人) ...
『邪馬壱国の壱与~1,769年の眠りから覚めた美女とおっさん。時代考証や設定などは完全無視です!~』

第34話 『SPRO施設での日々と東京見物』

翌日:2024年11月11日(14:00) 東京 SPRO地下施設 「さて、皆さんにはこれから1週間ほど、この施設で過ごしていただきます」  藤堂は9人を前に説明を始めた。 「特に壱与さん、イサクさん、イツヒメさんには現代社会に適応するため...
東と西の転生者

第760話 『乱、その後』

天正十九年四月八日(1590/5/11) へトゥアラ 「申し上げます! 明国、寧夏鎮ねいかちんの副総兵、哱拝ぼはい殿の使者がお越しになっております」 「なに? 明の? ……よし、通すがよい」  建州女真の首都であるへトゥアラの政庁で政務をと...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第46話 『初詣とスカートの中と愛撫』

1986年(昭和61年)正月 <風間悠真>  初詣には行った記憶がない。  というのは言い過ぎだが、行ったのは社会人になってからだ。  宗像大社や川崎大師、その他にもあるが、ようやくできた彼女と行ったのが記憶に残っている。  だから、オレの...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第269話 『小栗上野介との交渉』

文久元年十二月二十日(1862/1/19)  江戸城 「これはこれは蔵人殿(次郎)、如何いかがなさいましたかな? 某、もはや大抵の事には驚きませぬぞ」 「上野介様、なにも驚かそうなどとは考えておりませぬ。実は此度こたび、お許しいただきたいこ...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第45話 『1985年(昭和60年)のクリスマスと美咲のスカートの中』

1985年(昭和60年)12月23日(月)~28日(土) <風間悠真>  ……あれからよくよく考えたんだが、クリスマスの認識がまったく現在(令和)と違う。そもそもクリスマスどうする? なんてワードは転生してから聞いたこともない。  去年の1...
『邪馬壱国の壱与~1,769年の眠りから覚めた美女とおっさん。時代考証や設定などは完全無視です!~』

第33話 『修一の若返りの秘密』

2024年11月10日(15:00) 東京 SPRO地下施設 「え? 今なんと……若返り、と言いましたか?」  藤堂は驚きと同時にすぐさま槍太に聞き返した。そばにいた博士も耳を疑っている。 「どういうことか、詳しく聞かせていただけませんか?...
東と西の転生者

第759話 『哱拝の乱』

天正十九年三月四日(1590/4/8) 紫禁城   天正十一年(1582年)に張居正が死んでから、都・北京の空気は少しずつ、しかし確実に変質していった。  かつて大和殿で政務を執っていた万暦帝の姿は、もはや見られない。  名宰相であった張居...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第44話 『オレファンクラブと祐介ファンクラブ』

1985年(昭和60年)12月15日(日) <風間悠真>  よし、現状を整理しよう。  美咲……キス&おっぱい+α。 凪咲なぎさ……キス&おっぱい&スカートの下。 純美……キス&おっぱい+α。 礼子……キス&おっぱい+α……エッチの一歩手前...
東と西の転生者

第758話 『オランダの軍事事情』

天正十九年一月二十八日(1590/3/4) <フレデリック・ヘンドリック>  さて、去年からジャガイモの栽培を行っているが、初めてにしては上出来と言っていい収穫だった。現代のジャガイモとは少し違うところもあるけれど、主食になり得ることを確認...
東と西の転生者

第757話 『暖炉とストーブ』

天正十八年十二月二十三日(1590/1/28) <フレデリック・ヘンドリック>  寒い! 寒い寒い寒い!  オランダの暖房は、ほとんどが暖炉だ。  オランダというよりその当時(今)のヨーロッパの主流が暖炉なのである。1475年にフランスで初...
『邪馬壱国の壱与~1,769年の眠りから覚めた美女とおっさん。時代考証や設定などは完全無視です!~』

第32話 『弥生人と現代人。SPROの裏工作』

2024年11月10日(13:00) 東京 SPRO地下施設 「おはようございます」  朝食、といっても既に昼を過ぎているのでブランチである。  食事を運んできたスタッフの声で、休憩室で眠っていた面々が目を覚ました。  和洋中と豊富なメニュ...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第266話 『イギリスの思惑』

~文久元年十月十九日(1861/11/21) ロシア サンクト・ペテルブルク 王宮  外務大臣のアレクサンドル・ゴルチャコフは昼夜を問わず業務に追われていた。  日本への対応、そして関係各国への対応である。 「至急、箱館領事館へ全権委任状を...
東と西の転生者

第756話 『フアン・デ・サルセードとマルティン・デ・ゴイチ ―大日本国産業事情視察録―』

天正十八年十一月十六日(1589/12/23) <フアン・デ・サルセード>  フアン・デ・サルセード 記(40歳、第2次フィリピン海戦当時29歳)  11年前、私とマルティンは第2次フィリピン海戦の敗将として肥前国に連れてこられた。  私は...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第265話 『ロシア帝国外務大臣アレクサンドル・ゴルチャコフと海軍大臣コンスタンチン・ニコラエヴィチ』

文久元年九月十六日(1861/10/19) ロシア サンクト・ペテルブルク 王宮 「海軍大臣よ、余は正直乗り気ではなかったが、日本の対馬を租借する件は、上手く進んでおろうな」  ロシア帝国皇帝アレクサンドル2世は、弟であり対馬租借の発案者で...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第42話 『凪咲のスカートの中』

1985年(昭和60年)11月19日(火) <風間悠真>  自転車おっぱい計画は順調に進み、美咲・凪咲なぎさ・純美・礼子・菜々子・恵美の6人全員のむにゅむにゅを実感できた。現在進行形なのでこれからも週一で違う感触を楽しめる。  ん? オレっ...
東と西の転生者

第755話 『肥前銀行と大日本国銀行』

天正十八年十月九日(1589/11/16)   灰色の雲に覆われた空の下、肥前国諫早において大日本国銀行監査総監の近江屋治郎右衛門は、随員20名を従えて肥前銀行本店に到着した。  5層の巨大な蔵造りの建物群は、それ自体が1つの街区を形成して...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第264話 『列強第一位のイギリスと第二位のフランス、そして未来の世界覇権国アメリカ』

文久元年八月十二日(1861/9/16) 横浜 某所 「な!」  ハリスは何かを発言したいのだが、発言できず、ただ驚きの感嘆符を発したのみである。 「さて皆様、各国、様々なお考えがあるかと思いますが、我が国の要望はただ一つ。ロシアのこれ以上...
東と西の転生者

第754話 『大日本国予算審議会』

天正十八年八月三十日(1589/10/9)   「それでは方々、天正十八年度、第一回補正予算会議を開きたいと存じます」  肥前国の財務大臣である太田和屋弥市が立ち上がり、会議の開始を告げた。大日本国の中で肥前国があまりに強力であり、その近代...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第263話 『列強の国際法』

文久元年八月十二日(1861/9/16) 横浜 某所 「度重なる警告にも耳を傾けず、自国民が射殺されるような、今回同様の事態になったら、どうなさいますか?」  次郎のその鋭い質問に各国の代表者たちは言葉を失い、部屋は重い沈黙に包まれる。最初...
『邪馬壱国の壱与~1,769年の眠りから覚めた美女とおっさん。時代考証や設定などは完全無視です!~』

第31話 『特殊事象対策室(SPRO・スプロ)』

2024年11月9日(20:00) 東京  「あれ、防衛省って新宿の市ヶ谷にあるんじゃなかったっけ?」  スマホや最低限の荷物だけもって飛行機に乗って羽田に着き、マイクロバスに乗せられて着いた先が予想外の場所で、驚いた比古那が修一に聞いた。...
東と西の転生者

第753話 『ヤンから聞く世界情勢』

天正十八年七月二十日(1589/8/30)  <フレデリック>  クルシウスはライデン大学の教授で、植物学の大家だ。オランダどころかヨーロッパ全体で、植物学についてはかなりの影響力を持った人物である。  こんな事なら最初っからクルシウスに聞...
『転生した以上、幼馴染+αと美少女ハーレムをつくってイチャラブ学園生活を送ると決心したオレ』

第41話 『チャリを買って女と毎日おっぱい密着大作戦しよう』

1985年(昭和60年)11月11日(月) <風間悠真>  中1男子(オレもだが)のヤツらが来月の10日に始まる『~お騒がせします』の話に夢中(?)になっているなか、オレはさっそく実益と実益を兼ねた計画を実施した。  ここでの実益とは長距離...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第262話 『イギリスとフランスの思惑と攘夷の志士』

文久元年八月十二日(1861/9/16) 大村 「それ見た事か! やってくれた、やってくれたぞ大村の家中が!」  真木和泉は声高に叫んだ。 「これまで公儀の弱腰で異国のいいようにされて参ったが、まこと、胸のすくような仕儀にござる!」 「ええ...
東と西の転生者

第752話 『飢饉のその後とジャガイモ畑』

天正十八年五月二十六日(1589/7/8) 仙台城 「では、早速本題に入りま しょう」  と小佐々治三郎純久が切り出した。 「只今ただいまの奥州の事の様ことのさまについて、伊達殿から説いていただきましょう」  政宗は深刻な表情で答える。 「...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第261話 『オランダ領事ヤン・カレル・デ・ウィットと4か国協議へむけて』

文久元年七月七日(1861/8/12) 江戸 西応寺 駐日オランダ公使館 「デ・ウィット領事、……失礼、公使に昇任されたのでしたね」 「お久しぶりです次郎殿、お変わりないですか?」  オランダ領事のヤン・カレル・デ・ウィットとは、長崎以外で...
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く

第260話 『幕府と列強』

文久元年五月三十日(1861/7/7)   大老安藤信正は腕を組み、これまでの次郎の報告を踏まえて幕府としての見解を出そうとしていた。 「然されど太田和殿、撃沈はいささか理ことわり過ぎし(極端な)行いだったのではあるまいか」  小栗上野介は...