対上杉謙信 奥州東国をも巻き込む 第520話 対上杉謙信 純正の調略と荷留・津留の経済封鎖 天正元年(元亀三年・1572年) 三月十六日 京都 大使館 純正は謙信が話し合いに応じ、戦う事なく拮抗状態が維持できればと考えていたが、やはりそれは出来なかった。 第二師団には尾張より木曽川を上って飛騨に入り、越中との国境である塩屋城... 2023.12.19 対上杉謙信 奥州東国をも巻き込む
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第50話 横瀬港の整備と石原岳堡塁 豊後に忍ばせてあった石宗衆から報告があった。 大友宗麟が横瀬浦への誘致に前向きらしい。いいニュースだ! 石宗衆の報告は定期的に千方に集められ、俺に伝わる。 正式に抱えて以来、資金の援助は惜しんでいない。各大名の城下町はもちろん、京大阪は... 2023.04.30 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第41話 戦乱の足音 藤原千方の報告 「千方か、入れ」 「はは」 相手が千方だと無駄な話がない。性格が生真面目、ではなく、主従の関係がそうさせているのだろう。 「それで、どうであった?」 言葉少なに聞く。 「は、されば先日の曲者ですが、やはり針尾伊賀守の手の者に間違いござい... 2023.04.21 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第37話 民部大輔、大村純忠 永禄四年(1561年)九月 大村館 沢森政忠 「平九郎よ。おぬしの言った通りになったのう」。 八月、宮の前事件は、史実通りに起きた。本当は事件前に、準備万端で横瀬浦誘致を進める予定だったけど、仕方ない。 「は、また今回の件は、三年前の宣教... 2023.04.19 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第30話 灰も油も絶対数が全く足りない。 足りない足りない足りない。まあああったく足りない。 現状で並行してやっている事といえば、陸路では中浦-多比良と横瀬-川内の関所の廃止。(EUみたいな感じ?) 商人の往来を増やすためだが、小佐々とは寄り親寄り子に近い存在。関銭はもともとな... 2023.04.16 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
歴史改変仕方ない。やること多すぎです。 第14話 賢者のはったり 「平戸の南蛮船誘致と武力の利用」 「あいわかった!」 ……え? わかったの? 「わかったが、納得したわけではないぞ」 いたずらっこみたいな顔で親父が続ける。いくつなんだよこのひと。それを見て、母はそっと父に寄り添う。 (あなたのそういうところが大好きなの! ってオー... 2023.04.07 歴史改変仕方ない。やること多すぎです。
歴史改変仕方ない。やること多すぎです。 第13話 平戸の南蛮船誘致と宗教改革の提案 疑いと興味と期待とがまざった表情で俺を見ている親父に対して、俺は淡々と答える。 「可能です。ただし父上はもちろん、小佐々の殿様のお力も必要です」 「詳しく話してみろ」 「はい、現在南蛮船は九州のいろいろなところに来航し、各大名領主も率先... 2023.04.07 歴史改変仕方ない。やること多すぎです。
歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。 第10話 674石のしょぼ領主 親父と話をしに行く前に、いろいろと整理しておこう。 状況を分析し、最善の提案をして領内を豊かにしなくてはならないからだ。舐められないためには武力が必要。 しかしそのためには、鉄砲や弾薬、大砲はもちろん、人員も必要だ。戦のための食... 2023.04.05 歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。
歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。 第9話 転生した少年の覚悟―戦国時代での新たな使命と決意 「ちーちー、ちーち」 ん? なんだ? とてとてとてとて。2歳児が近寄ってきた。甥の幸若丸だ。2歳くらいって、かわいいと思わない大人がいるんだろうか? (中身だけ) 「ちーち、ちーち、だあこ、だあこ」 ん? だっこしてほしいのか? よ... 2023.04.05 歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。