転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第365話 『無理か可能か、有益か無益か』 慶応元年十一月二日(1865/12/19) 江戸 磐城平藩 藩邸「何ですと! 次郎殿が然様さように仰せになったのですか」 藩邸にひそかに呼ばれた小栗上野介は、安藤信正の話を聞いて驚いた。「うむ。英国との戦の前にロシアとの駆け引きで蔵人くろう... 2025.03.10 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第360話 『決着』 慶応元年六月二十七日(1865/8/18) 琉球 オールコックとニール、そしてパークスの3人は立ち上がらざるを得なかった。 目の前に前英国首相と前外務大臣の2人が現れたのである。 立ち上がり……そして開いた口がふさがらない。「ば、バカな……... 2025.02.28 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第252話 『長井雅楽と航海遠略策。長州と斉彬に迫る影』 万延元年十月二十五日(1860/12/7) 「馬鹿馬鹿しい。然様な些末な事に頭を使うなら、もっと他に為すべき事も考えるべき事もあるでしょう」 小栗上野介は御大老安藤信正の問いに事もなげに答えた。「ふっ……。些末な事か。相変わらず豊後守(当時... 2024.10.07 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第214話 『咸臨丸とハリスの江戸出府』 安政四年八月六日(1857/9/23) 江戸城「なりませぬ! なりませぬぞ! それだけは絶対になりませぬ!」 大声でまくし立てるのは海防参与の水戸藩主、徳川斉昭である。アメリカの大使(日本領事予定)が艦隊を率いて再び下田へ入港したというのだ... 2024.08.30 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第186話 『日露和親条約』 安政元年十二月二十一日(1855/2/7)~遡ること数ヶ月前「絶対にダメです! 馬鹿ですか? 阿呆あほうですか?」 次郎はそう叫びたいのを必死に我慢して、地道に交渉にあたっていた。プチャーチンに対してではない。日露和親条約締結における日本全... 2024.08.02 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
天下百年の計? 第726話 『上知か転封か減封か』 天正十四年三月二十五日(1585/4/24) 京都「お久しゅうございます治部少輔じぶのしょう(純久)殿」「おお、これは……直江殿、これはこれは……十年以上、天正の初め以来にござろうか」 肥前国の庁舎と新政府の庁舎は近い。 そのため純久は以... 2024.07.29 天下百年の計?
天下百年の計? 第708話 『琉球州誕生か』 天正十二年四月二十六日(1583/6/16) 諫早城 前回の会議で決まった新政府の歳入を調べ上げた。補助金を支払った残りの純粋な歳入だ。 小佐々州……553,346貫 織田州……219,912貫 武田州……76,758貫 北条州……74,3... 2024.07.03 天下百年の計?
肥薩戦争と四国戦役 第345話 戦国九州のポツダム宣言とヤルタ会談?? 永禄十二年(1569) 十月十九日 巳一つ刻(0900) 日向国紫波州崎村(宮崎市折生迫) 洋室、洋間がある城は、おそらく諫早城だけであろう。もしかすると岐阜城にもあったかもしれないが、知る由もない。種子島城にはもちろん洋室はないが、諫早... 2023.08.06 肥薩戦争と四国戦役