転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第76話 『アメリカ東インド艦隊司令長官ビッドル、浦賀に入港し通商を要求する』(1846/7/29) 弘化三年六月七日(1846/7/29) <次郎左衛門> アメリカ東インド艦隊のジェームス・ビドルが、アメリカ政府(ポーク大統領)のジョージ・バンクロフト海軍長官の命をうけて浦賀に来航した。 1845年5月22日付けの指令書にはこう書かれ... 2024.04.10 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
Uncategorized 第68話 『炭素鋼ドリルによる切削と口径を統一した芯金による鍛造製造』(1845/8/6) 弘化二年七月四日(1845/8/6) 長崎 イギリス船サマラン号が長崎に寄港した。 警護にあたっていた佐賀藩は、幕命にしたがい薪と水を給与し食料を与え、直正は以下を命じた。 ・藩領である伊王島、香焼島・蔭かげノ尾島(現香焼町で陸続き)... 2024.04.02 Uncategorized
内政拡充技術革新と新たなる大戦への備え 第594話 一貫四百五十匁(約12ポンド)一貫斎砲と五馬力蒸気機関 天正二年五月二十三日(1573/6/22) 肥前 川の近く 某所 ぐわんぐわんぐわん……。どがしゃんどがしゃんどがしゃん……。 水車を動力とした大型切削機械が二つ並んでいる。 ぐわんぐわんぐわん……。どがしゃんどがしゃんどがしゃん……... 2024.02.26 内政拡充技術革新と新たなる大戦への備え
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第29話 『幕府最後の巡見使。ゲベール銃の完成とパーカッションロック式』 天保九年四月十四日(1838/5/7) 玖島くしま城 「巡見使の検分はつつがなく終わったか?」 巡見使とは、江戸幕府が諸国の監視と情勢調査のために派遣した使節の事だが、天領および旗本知行所を監察する御料巡見使と、諸藩の大名を監察する諸国巡... 2024.02.21 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
第2.5次信長包囲網と迫り来る陰 第444話 正確な時計とライフル銃と気球と石炭ガスにコークス②ライフル銃と第101狙撃小隊 元亀元年 十二月二十七日 諫早城 諫早城には毎日のように京都の大使館、そして西国の津々浦々から様々な情報が集められてくる。それはこの年末でも変わらない。 発 純久 宛 近衛中将 秘メ 越前 朝倉 左衛門督 上洛セザリキ リユウ ナラビ... 2023.10.07 第2.5次信長包囲網と迫り来る陰
西国の動乱、まだ止まぬ 第358話 ゲーリケとドニ・パパンと源五郎、そしてライフル銃と一貫斎 永禄十二年 十月二十二日 諫早城 未一つ刻(1300) 「殿、まずはこれをごらんください。蒸気のからくり、それがしは機関、と命名しましたが、その機関を説明するのに必要なのです」 うわー。なんとなく、なんとなくわかるぞ。スマホを作るには半導... 2023.08.12 西国の動乱、まだ止まぬ