技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ 第686話 『おーやじ、なんばしょっとね?』(1581/2/7) 天正十年一月四日(1581/2/7) 肥前飯盛城 <純正> 昨年末、松浦の爺様が亡くなった。享年八十八。 史実より3年長く生きたけど、人間五十年の二人分の大往生だ。史実にいない俺が統一を推し進めたものだから、喪主は平戸松浦からの養子では... 2024.06.06 技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ
北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。 第606話 新型戦列艦の就役と艦隊編成(1574/8/17) 天正三年八月一日(1574/8/17)小佐々城 一室 小佐々家は本家と中浦小佐々家、そして松島小佐々家の三家がある。 純正が本家の家督を継ぐ前から分かれてはいたのだが、11年前の永禄六年、葛の峠の戦いで本家の世継ぎと分家の当主二人が全て... 2024.03.11 北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。
対上杉謙信 奥州東国をも巻き込む 第546話 道雪と謙信。四月の庄川決戦~中盤戦へ 天正元年 四月二日 午二つ刻(1130) 庄川西岸(二塚村) 道雪本陣 戦闘開始から一刻(2時間)が経過し、放生津ほうじょうつ城からの伏兵と、それを防ぐために渡河した肝付・島津軍は乱戦となっていた。 伊東軍の先陣を包囲殲滅せんめつしよう... 2024.01.08 対上杉謙信 奥州東国をも巻き込む
緊迫の極東と、より東へ 第507話 肥前より能登へ、肥前松浦郡にて新旧相まみえる夜 天正元年(1572) 二月二十一日 肥前松浦郡 浦村 日高城(唐津市浦字浦川内) 小佐々純正 発 治部大丞 宛 権中納言 秘メ 織田軍 二日 越前ニ 討チ入リケリ 杣山そまやま城ニハ 六日ニ 掛カリケリ 城兵 善ク争フモ 翌七日 ... 2023.12.06 緊迫の極東と、より東へ
西国の動乱、まだ止まぬ 第376話 かかった火の粉がいつの間にか四百万石② 永禄十二年 十一月十六日 諫早城 「そして日の本に戻るが、伊予は、いましばらくかかりそうじゃ。西園寺が、ふふふ、まあ、なんというか、塹壕とはな」 「ざん、ごう……? にございますか?」 龍造寺純家が質問する。純家は一門だから参加しているの... 2023.08.23 西国の動乱、まだ止まぬ