天下百年の計? 第737話 『ウラジオストクにて、ヌルハチと』 天正十六年八月二十九日(1587/10/1)~の1か月前 へトゥアラ「なに? 肥前国の国王が海參崴かいわんわい(ウラジオストク)へ来ているだと?」 海西女真との戦いを終えて、本拠地であるへトゥアラへ戻ってきたヌルハチは、斥候の報告を聞いて驚... 2024.09.01 天下百年の計?
第2.5次信長包囲網と迫り来る陰 第481話 親書とポルトガル交換留学生、そして明の張居正 元亀二年 十月四日 諫早城 小佐々純正 親愛なる小佐々純正殿、 貴殿の国書を拝読し、東インドの状況とイスパニアの脅威について深く理解しました。 しかし、残念ながら現時点で軍事支援をすることは、困難です。わがポルトガルとイスパニアは隣国であり... 2023.11.10 第2.5次信長包囲網と迫り来る陰
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第77話 艦上にて籠手田安経と日高資 条約締結の手続きが粛々と行われている頃、政忠は招待した松浦党四氏の代表と歓談していた。波多氏は、当主が元服したとはいえ若いので、代表の家老日高資が来ている。 伊万里氏は当主の伊万里純すみ、志佐氏は当主の志佐純昌だ。有田氏は史実では随分前から... 2023.05.05 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第65話 死闘!葛ノ峠の戦い② 「ええいまだか! まだ宮村城は落ちぬのか?!」 大村純忠は焦っている。 謀反と聞いて急いで討伐にやってきたが、正月の戦も癒えていない。兵糧の準備も完全ではないし、続く戦に兵の士気もあまり高くはない。「申し訳ありませぬ。小峰城、蓮輪はすわ城、... 2023.05.02 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第44話 恐怖の謹賀新年 永禄五年 正月 小佐々城 沢森政忠 数え十三になった。当主をついではじめての正月だ。小佐々城にて新年の祝いの宴が開かれている。 最高級せっけん「沢森TSUBAKI」←多分誰も読めないから雰囲気で刻印した。 高級せっけん「沢森NATTA-N... 2023.04.26 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第43話 山内二十六ヶ山の総領 神代勝利 肥前国 波佐見 内海城 神代勝利「お初に御意を得まする。沢森平九郎政忠にございます。」 若いな、息子長良より一回り下位か。 内海殿と私は同時に挨拶をし、まずは内海殿がこの若い彼杵の領主に話しかけた。「堅苦しい挨拶は良い。先だってから利三郎殿... 2023.04.25 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。 第8話 美しい姉と忘れた記憶―戦国時代の兄妹の再会 永禄四年 四月 沢森城 喜々津御前の居室 沢森政忠 日差しの差し込む中庭に面した部屋のなかで、姉である喜々津御前と息子の幸若丸、そして妹の雪姫が、3人で遊んでいた。「義姉上、今少しよろしいでしょうか?」 俺は深呼吸して声をかける。「いいです... 2023.04.04 歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。