西国の動乱、まだ止まぬ 第380話 遠い西の彼方へ。長宗我部元親の驚嘆の九州肥前紀行② 永禄十二年 十一月二十日 午一つ刻(1100) 府内「これをこうやって送るのです」 そう言って宗悦は代金と書面を係に渡す。係は料金を確認して書面を伝達役に渡し、伝達役は何やら小屋を出て近くの見張り台まで走る。 見張り台の上では係は旗を振って... 2023.08.25 西国の動乱、まだ止まぬ
対島津戦略と台湾領有へ 第290話 ルイス・フロイス meets with 信長 永禄十二年 四月 京都 妙覚寺 数日前二条城の造営をしている現場を視察に行った際に、信長は布教をしている宣教師の一行に出会った。 それを見て信長は思い出した。 フロイスという宣教師が訪ねて来たら、話を聞いてほしいと小佐々純正から紹介されてい... 2023.07.14 対島津戦略と台湾領有へ
対島津戦略と台湾領有へ 第289話 従四位上検非違使別当叙任と将軍義昭と信長② 永禄十二年 四月 京都 信長の滞陣先 妙覚寺「久しいな弾正大弼殿、いや、様の方がいいかな。息災であったか。ああそうだ、どうだ、五人は? 三月のはじめには着いておるだろう?」 相変わらずだなこの人は、と思いつつ純正は答えた。「ありがとうござい... 2023.07.13 対島津戦略と台湾領有へ
北九州を二分する 二つの二虎競食の計 第160話 対信長外交団③ 永禄十年 十一月 堺湊 鍋島直茂「それはいったいどういう事でしょうか」 私は聞いた。「はい、堺湊はご存知のように奈良平安の昔から、隋や唐への使臣派遣や貿易、国中の産物が行き交う湊として賑わってまいりました」 私と常陸介どのは真剣に聞いている... 2023.05.23 北九州を二分する 二つの二虎競食の計
北九州を二分する 二つの二虎競食の計 第159話 対信長外交団② 永禄十年 十一月 堺湊 鍋島直茂 堺湊についた。少しだけ、寒い。コタツが恋しくなる季節です。コタツは小佐々の名物ではないか。 なぜ商品化して売っていないのだろう? 冬場だけだからか? もっと北にいけばもっと売れる。間違いない……。 京の都に... 2023.05.23 北九州を二分する 二つの二虎競食の計
北九州を二分する 二つの二虎競食の計 第172話 第二回練習艦隊 マカオ編 永禄十一年 二月 マカオ 籠手田安経「なんだと! ? 賄賂を渡していた役人が処刑? 海禁は緩和したが、日本は認めない? 倭寇に協力したから信頼ができない、だと! ?」 明の海禁政策緩和で自由に貿易ができる! と思ったのも束の間だった。 なに... 2023.05.23 北九州を二分する 二つの二虎競食の計
北九州を二分する 二つの二虎競食の計 第158話 宗義調と吉岡長増 同年十一月 対馬 金石城 吉岡長増「お初に御意をえまする。吉岡左衛門大夫長増にございます」。 目の前には対馬と壱岐七万石を治める宗讃岐守義調様がいる。今回は小佐々との関係を探り、離間の計が能うかどうか見極めにきたのだ。「面をあげよ。吉岡殿。... 2023.05.23 北九州を二分する 二つの二虎競食の計
北九州を二分する 二つの二虎競食の計 第155話 トーレスとマカオ市長とインド総督と 永禄十年 十月 小佐々城 小佐々弾正大弼純正 東南アジアとインド洋、そしてアフリカ東岸・西岸の航行の自由を確保するために、有力者のお墨付きが必要だ。 トーレスとは久しぶりに合う。以前は豊後府内を根拠地に布教をしていたが、今年の始めに居を移し... 2023.05.22 北九州を二分する 二つの二虎競食の計
肥前争乱、淘汰するものされるもの 第95話 北がダメなら南にすすめ 俵石城攻略戦 十一月 小佐々城 小佐々弾正大弼純正「さて、どうする?」 俺は深沢義太夫、深作治郎兵衛、藤原千方、沢森利三郎の四人と、特別参謀として佐志方杢兵衛を加えた五人で、戦略会議を行っていた。「外務大臣、どうだ、外交状況が悪いところはあるか?」「は、... 2023.05.10 肥前争乱、淘汰するものされるもの
5強まであと7,000石(現在36,824石) 第89話 龍造寺隆信と鍋島直茂 永禄七年 四月 佐賀龍造寺城 龍造寺隆信「直茂よ、やっと落ちたの」「はは」 肥前中野城に籠もっていた少弐政興を降したのだ。「少弐め。滅んだのだから大人しくしておればいいものを、大友なんぞに担がれおって」 少弐政興は大友氏によって擁立された。... 2023.05.08 5強まであと7,000石(現在36,824石)
5強まであと7,000石(現在36,824石) 第88話 宇久純定という男 永禄七年 二月 五島江川城 宇久純定 五島は宇久純定(39)が統治していた。親平戸松浦勢力である。 いや、だったが正解だ。 純定の祖父が家臣の謀反で死に、父が逃亡先の平戸で育って、隆信の父興信の代に援助を受けて取り返したのだ。 しかし息子の... 2023.05.08 5強まであと7,000石(現在36,824石)
5強まであと7,000石(現在36,824石) 第87話 空閑三河守光家、暗躍す。 永禄六年 十月 伊万里城下「ごめんよ~」「へい、らっしゃい! 何にしますか?」「そうだなあ。まず酒一合と、あと、とりあえず何かみつくろって」「かしこまりました~。酒一合におまかせ一丁~」 旅人だろうか。いくつもある飯屋で食事と一緒に酒を注文... 2023.05.08 5強まであと7,000石(現在36,824石)
5強まであと7,000石(現在36,824石) 第82話 イエズス会と南蛮貿易 永禄六年 七月 小佐々城 小佐々弾正 千方が手の者を使って盗ませた、インドの管区長あての書簡(もちろん戻したが)にはこう書いてあった。 インド管区長様 その者、平戸の松浦を屈服させ、再び港として、使ってほしいと申しております。 ドン・バルト... 2023.05.06 5強まであと7,000石(現在36,824石)
5強まであと7,000石(現在36,824石) 第81話 さて、どうする? さて、どうする? 某歴史ゲームなら、間違いなくセーブして一休みするか、じっくり今後の戦略を立てるところだ。 まず相神浦松浦あいこうのうらまつら家だが、爺様はまだ隠居しておらず、有馬からの養子、盛がいる。平戸の力を弱め、嫡男と次男は幽閉してい... 2023.05.06 5強まであと7,000石(現在36,824石)
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第78話 母、沢森 吉野と妻、沢森 舞 沢森城 沢森政忠 結局、平戸松浦は平戸島内の川内村、大野村、平戸村、小引村、田浦村の三千七百八十石を割譲した。 松浦郡の海岸、街道沿いの二十四ヶ村の豪族たちも、あわせて一万一千五百八石。佐世保と同じやり方なので、ほぼ直轄地。 沢森は二万石程... 2023.05.05 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第77話 艦上にて籠手田安経と日高資 条約締結の手続きが粛々と行われている頃、政忠は招待した松浦党四氏の代表と歓談していた。波多氏は、当主が元服したとはいえ若いので、代表の家老日高資が来ている。 伊万里氏は当主の伊万里純すみ、志佐氏は当主の志佐純昌だ。有田氏は史実では随分前から... 2023.05.05 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第76話 条約の落とし所。何を得て何を捨てるか。 耳をつんざくばかりの轟音と揺れに、一同が態勢を崩したあと、「ば! ! 何をやっている! やめぬか! 女子供もいるのだぞ!」 平戸松浦の家老達が血相をかえて怒鳴り散らす。刀に手をかけて振り上げようとする者もいたが、周りは味方の兵に囲まれている... 2023.05.05 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第75話 松浦へのネーバルプレゼンス 俺の中で二人の処遇はもうすでに決まっていた。 隆信は切腹で、鎮信は出家。そしてどこかに幽閉する。 そしてこれは、かなり母上に泣きつかれて、情にほだされそうになったが、心を鬼にしてお願いした。 千寿丸を養子に出す。完全に平戸松浦を支配下におく... 2023.05.05 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第74話 平戸松浦氏の処遇 運命の岐路 同年 五月 沢森城 沢森政忠 さて最後は、これが一番の難事で、やり方によっては肥前の情勢を一変させる。我らが生きるも死ぬも、これにかかっていると言っても過言ではない。 ……。 主だった者を城に呼んで評定を開いた。 まずは俺の隣に親父がいる。... 2023.05.04 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第73話 674石から11,536石へ 佐志方杢兵衛 同年 五月 早岐城主の早岐甚助、日宇城主の日宇舎人とねり、井手平城主の岡甚右衛門、広田城主の遠藤千右衛門、鷹の巣城主の堀江大学らが沢森城に来た。 佐世保から宮の村までの諸豪族を連れて、佐志方城主、佐志方杢兵衛が沢森城へ来たのだ。その他、佐世... 2023.05.04 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第72話 674石から11,536石へ 針尾三郎左衛門 月が変わって、 同年 五月 沢森城 沢森政忠 叔父上たちの首は、丁寧に、本当に細心の注意を払って、小佐々城に送った。 本来は俺も一緒に行きたかった。俺は一生分の涙を流した気がした。一生分の叫びをし、慟哭した。 佐世保湾海戦では風が味方した。... 2023.05.04 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第67話 佐志方杢兵衛、造反す。 ■龍岩城 佐志方杢兵衛「殿! ご覧ください!」 眼下には南風崎から上陸した松浦軍が、ウンカの如く小佐々砦を攻めているのがはっきり見える。「殿! ここに至ってはお家の為に造反も止むなし! 我らも共に小佐々を攻めましょう!」 筆頭家老が進言する... 2023.05.03 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第66話 激突!佐世保湾海戦② 平戸松浦水軍 旗艦 艦上 松浦隆信「申し上げます! 南東の方角、南蛮船がこちらに向かっています。その数三!」「南蛮船だと?」 わしは遠眼鏡を出して覗き込む。たしかに南蛮の船だ。なんの用だ? この湾の港で貿易しているところなどないぞ。 ん? ... 2023.05.02 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第63話 死闘!葛ノ峠の戦い① 永禄六年二月 小佐々城 小佐々純勝「申し上げます! 宮村城の大村純種様、ご謀反にございます!」「なに?」 おそらく、単独ではない。背後に後藤か松浦が控えているのであろう。 いずれにしてもこちらも出なければ、南風崎はえのさきの砦があぶない。 ... 2023.05.02 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第62話 大友の代理戦争 有馬大村連合軍 永禄六年 正月 沢森城 沢森政忠 有馬義貞と大村純忠の連合軍一万が杵島から小城郡へ侵攻した。 今回の連合軍の意図は明確で、膨れ上がる龍造寺隆信の領土拡張を食い止めるためである。龍造寺は東肥前を統一し、北肥前の松浦衆を降しつつ、多方面で領土拡... 2023.05.02 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第59話 マカオからの貿易船 永禄五年 十一月 沢森城 来た! きたきたきたきたきた~! ! 待望の船がきた! ! ! 実はマカオとの定期便に頼んでいた。 その①フランキ砲 これはもう絶対。平戸松浦も所有しているため、同数以上もしくは高性能の大砲が必要だったからだ。領内... 2023.05.02 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第56話 本当にあった奴隷貿易 姉川六太 沢森政忠「は?」 成金がすっとんきょうな声をあげた。「は? ではない。いくらだ? と聞いておるのだ」「ま、まさかお買いになるので?」「なんだ、お前は人買いではないのか? 誰に売るつもりだったのだ?」「へえ。南蛮の商人が買うと聞き、やってまい... 2023.05.01 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に 第52話 脅威の、驚異の、二万四千貫文。 堺から鉄砲鍛冶職人と、薩摩から造船職人を招致して、軍船、鉄砲、大砲の国産化を試みている。鉄砲は有馬より早く、そして有馬の追随を許さない様な品質と、生産量を築きあげよう。 その視察も含めて、今日は忠右衛門管轄下の技術街に来ている。面高郷全域だ... 2023.04.30 横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第48話 永禄五年 大友義鎮、動く 同年 四月 沢森城 沢森政忠「大友義鎮は少弐家を再興すべく、少弐政興を擁立いたしました」 やっぱりかあ! 千方の報告に、文字通りの感情が湧き上がった。これからいよいよきな臭くなるぞ。一歩間違えば家が潰れる。 最悪、相神浦や大村が潰れても、... 2023.04.29 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第47話 後藤家嫡男の誕生と暗雲 「殿、至急お知らせしたき儀がございます」 なんだ? いい話か悪い話か?「武雄後藤家、嫡男誕生の由にございます」「なに?」 俺は声に出してしまったが、何かを心の中でぐっと押しつぶした。それは感情を押し殺すとかではない。歴史通りに動いている確... 2023.04.28 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第43話 山内二十六ヶ山の総領 神代勝利 肥前国 波佐見 内海城 神代勝利「お初に御意を得まする。沢森平九郎政忠にございます。」 若いな、息子長良より一回り下位か。 内海殿と私は同時に挨拶をし、まずは内海殿がこの若い彼杵の領主に話しかけた。「堅苦しい挨拶は良い。先だってから利三郎殿... 2023.04.25 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第42話 永禄四年末評定 十年戦略策定と短期目標 永禄四年十二月 沢森城 沢森政忠 年末を迎えるにあたって、家臣を一堂に集めて評定を行った。今後は定期的に行おう。 当主 沢森政忠 親族衆 筆頭 沢森政種(父) 親族衆 外交方 沢森政直(次男・政忠の叔父) 親族衆 殖産・技術方 沢森藤政(三... 2023.04.25 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第41話 戦乱の足音 藤原千方の報告 「千方か、入れ」「はは」 相手が千方だと無駄な話がない。性格が生真面目、ではなく、主従の関係がそうさせているのだろう。「それで、どうであった?」 言葉少なに聞く。「は、されば先日の曲者ですが、やはり針尾伊賀守の手の者に間違いございません。昨... 2023.04.21 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第40話 製塩事業部、倒産? 忠右衛門の声に耳を疑った。だって、塩だよ塩。原価ゼロの。0だよ。そして専売商品で貴重で、瀬戸内海にはいくつも! 塩で財をなした豪商がいたはず。 そして何より、この当時の製塩法より生産量も人件費も、すべてにおいて優れているはずなんだ。コストが... 2023.04.21 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第38話 調略と石宗衆の誕生 せっけんの生産と販売の目処はついた。高級石けんを販売して、領内のみで普通石鹸を売る。そのために、イワシの油をまぜた。 臭いは強いが値段が菜種の半分程度なので、臭いが気にならない程度にまぜて、三分の二程度に原価をおさえたのだ。 もちろん基本的... 2023.04.20 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第37話 民部大輔、大村純忠 永禄四年(1561年)九月 大村館 沢森政忠「平九郎よ。おぬしの言った通りになったのう」。 八月、宮の前事件は、史実通りに起きた。本当は事件前に、準備万端で横瀬浦誘致を進める予定だったけど、仕方ない。「は、また今回の件は、三年前の宣教師ガス... 2023.04.19 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第35話 平戸道喜の悪魔計画! 「お初に御意をえまする、平戸道喜にございます」 男は平伏しながら言った。「面をあげよ」 歳の頃は五十前位であろうか。にこやかな笑顔の奥に、強い意思を感じる。「それでその、平戸の商人が俺になんの用だ? まさかわざわざ平戸から世間話でもなかろう... 2023.04.18 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第33話 石鹸大量生産と販路拡大のまっき~!(の巻) 書斎で書き物をしていると……。もちろん試作品の鉛筆で! 忠右衛門が入ってきた。うーん、ちょっと報告を聞くのが、気が重い。大体予想がつく。「その後、石けんはどうだ?」 まず短期間で収益をあげそうなのが、石けんと鉛筆だ。「は、売れ行きは好調に... 2023.04.17 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート 第31話 平戸道喜と石鹸 永禄四年 六月初旬 大村城下 平戸道喜 街全体の賑わいはそれほどでもない。ごくごく普通だ。 いや、それ以下かもしれない。昨日は平戸から茶の買付で嬉野に行った後、大村の城下町で妙な物が売られている噂を聞いて、帰る前に遠出してやってきた。「さあ... 2023.04.16 二島五ヶ村の領主 無双≠生き延び スタート
歴史改変仕方ない。やること多すぎです。 第24話 隆信、激昂 永禄四年 四月 平戸城 松浦隆信「なに!?」 すっくと立ち上がって「それは誠か? 九郎討ち死にとな? ……勘解由もか??」 腰が抜けたかのようにどすんと座る。 あり得ぬ、あり得ぬ! あり得ぬぞ!「また、敵方の沢森兵部小禄政種、鉄砲傷がもとで... 2023.04.13 歴史改変仕方ない。やること多すぎです。
歴史改変仕方ない。やること多すぎです。 第21話 推参!深沢勝行。蛎浦の海戦③ 未一つ刻(1300) 沢森政忠「妙だな」 寺島水道をまっすぐに南下して、大島と蛎浦かきのうら島の間にある中戸瀬戸に向けて進路を西にとってしばらくした頃、親父がポツリとつぶやく。「いかがされましたか?」「島を見てみろ。蛎浦湊みなとの煙が消えて... 2023.04.11 歴史改変仕方ない。やること多すぎです。転生したら弱小領主の嫡男でした!!元アラフィフの戦国サバイバル
歴史改変仕方ない。やること多すぎです。 第18話 蛎浦に敵あり! 五島の権益を守れ 四月九日 午四つ時(1230) 小佐々城 小佐々弾正純勝「申しあげます!」 「何事だ!」 伝令の全身から絞り出すような大声に、息子の純俊といっしょに将棋をしていたわしは我に返る。「蛎浦かきのうら、敵襲にございます! お館様より小佐々様へ、至... 2023.04.10 歴史改変仕方ない。やること多すぎです。転生したら弱小領主の嫡男でした!!元アラフィフの戦国サバイバル
歴史改変仕方ない。やること多すぎです。 第17話 海上からの狼煙 ― 平戸襲来、政忠初陣せり。 四月九日 午の正刻(1200)すぎ いい天気だ……。 その後も海辺の道を小平太と歩きながら(俺は馬に乗っていたんだが)、通行人達に声をかけ、笑顔で会話をして道を進む。 みんないい人。ほんわかする。しばらくすると前方に人だかりがあるの... 2023.04.09 歴史改変仕方ない。やること多すぎです。転生したら弱小領主の嫡男でした!!元アラフィフの戦国サバイバル
歴史改変仕方ない。やること多すぎです。 第15話 領主の決断 ~平戸の南蛮貿易と水軍の役割~ 「どういう事だ?」 親父が聞いてきた。「大村様は周りを敵に囲まれております。東の西郷は義理の兄弟で、島原の有馬様の陣営にありますが、いつ敵方になるかわからない状況です。武雄の後藤は大村様に敵対心を持っておりますし、北の諸勢力は日和見です」 ... 2023.04.08 歴史改変仕方ない。やること多すぎです。転生したら弱小領主の嫡男でした!!元アラフィフの戦国サバイバル
歴史改変仕方ない。やること多すぎです。 第14話 賢者のはったり 「平戸の南蛮船誘致と武力の利用」 「あいわかった!」 ……え? わかったの?「わかったが、納得したわけではないぞ」 いたずらっこみたいな顔で親父が続ける。いくつなんだよこのひと。それを見て、母はそっと父に寄り添う。(あなたのそういうところが大好きなの! ってオーラ出しまく... 2023.04.07 歴史改変仕方ない。やること多すぎです。
歴史改変仕方ない。やること多すぎです。 第13話 平戸の南蛮船誘致と宗教改革の提案 疑いと興味と期待とがまざった表情で俺を見ている親父に対して、俺は淡々と答える。 「可能です。ただし父上はもちろん、小佐々の殿様のお力も必要です」「詳しく話してみろ」「はい、現在南蛮船は九州のいろいろなところに来航し、各大名領主も率先して貿易... 2023.04.07 歴史改変仕方ない。やること多すぎです。
歴史改変仕方ない。やること多すぎです。 第12話 父へのプレゼン!南蛮貿易と領土争いの行方 「父上、今よろしいでしょうか?」「おお、入れ」 短い会話のあと、障子を開けて父の部屋に入る。小平太も一緒だ。 あ、と目が合った。黒髪(当たり前か)で美人の母が隣に座っている。うーん、いつ見ても美人なんだよね。慣れない。というか変な感じ。母... 2023.04.06 歴史改変仕方ない。やること多すぎです。
歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。 第10話 674石のしょぼ領主 親父と話をしに行く前に、いろいろと整理しておこう。 状況を分析し、最善の提案をして領内を豊かにしなくてはならないからだ。舐められないためには武力が必要。 しかしそのためには、鉄砲や弾薬、大砲はもちろん、人員も必要だ。戦のための食糧問... 2023.04.05 歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。
歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。 第6話 未来人の言葉「父に伝えるべき重要な情報」とは? 翌日、父の部屋を訪れた。 なんて切り出そう? どう説明しよう? 結局昨日はあまり寝られなかった。(実は僕、450年後の未来から転生した未来人で……) あほか。怪我の後遺症だから、もうだめだ! と次男の弟に期待がかかるだけだ。(父上、8月に平... 2023.04.03 歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。
歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。 第5話 戦国にて初の決断の時〜横瀬への南蛮船寄港計画〜 鋭い! 絶妙に鋭い! ベタすぎるくらい鋭い! ていうか、意味不明なこと書いてぶつぶつ言ってたら誰でも(どうした?)ってなるよね。 前世でも弟いたけど、どっちかって言うと無口で職人気質しょくにんかたぎだったから、新鮮っちゃ新鮮。……いやいやい... 2023.04.03 歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。