内政拡充技術革新と新たなる大戦への備え 第579話 純正の同盟国の事情。畠山義慶と佐渡の儀。 天正元年(1572)八月十五日 能登 七尾城 発 修理大夫 宛 権中納言 秘メ……○▽■ぐしゃぐしゃぽい……。 平九郎、元気ですか? いや、最初は例の通信文で書こうとしたんだけど、あれ、いくら暗号っつったってダダ漏れでしょ?... 2024.02.10 内政拡充技術革新と新たなる大戦への備え
第2.5次信長包囲網と迫り来る陰 第466話 青銅砲から鋳鉄砲へ、純正、難題を一貫斎に投げかける 元亀二年 七月十七日 諫早城 純正は先日、野田城陥落の報をうけ、京都の大使館内が騒然となったという報せを受けた。いや、野田城の陥落自体は問題ではない。問題はその後なのだ。 将軍義昭が挙兵した。 やっぱりか、と純正は思ったが、こればかり... 2023.10.26 第2.5次信長包囲網と迫り来る陰
西国の動乱、まだ止まぬ 第351話 薩州島津家と伊東祐青、御教書の真偽とくすぶる火種 永禄十二年 十月二十二日 都於郡城 伊東家に対する幕府の御教書の真偽を確かめるため、小佐々の使者がその書状を幕府へ持参した。しかし祐青は純正の言葉に従いつつも、もし偽書だった場合の処罰を考えていたのだ。 仮に偽書だったとしても、祐青自身... 2023.08.08 西国の動乱、まだ止まぬ
肥薩戦争と四国戦役 第344話 肥薩戦争⑬九州探題と三州守護 永禄十二年(1569) 十月十三日 未一つ刻(1300) 内城沖 金剛丸 純正の一言で場がよくわからない雰囲気になってしまったが、もう昼である。小腹も空いたことで、昼食となった。 食事をしてコミュニケーションをとり、相手との親和度を高... 2023.08.06 肥薩戦争と四国戦役