入江

『邪馬壱国の壱与~1,769年の眠りから覚めた美女とおっさん。時代考証や設定などは完全無視です!~』

第7話 『邪馬壱国の都、方保田東原の宮処』(AD255/7/5⇔2024/6/10/13:00) 

正元二年六月五日(AD255/7/5⇔2024/6/10/13:00) 邪馬壱国 宮田邑むら  修一は別にある粗末な建物に寝かされ、翌朝起きた時には既に日も昇っており、壱与達は何やら出かける準備で大忙しであった。修一が起きると、目の前の生口...
技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ

第678話 『艦隊の帰還と世界地図。大同盟の財源は?』(1580/6/27) 

天正九年五月十六日(1580/6/27) 京都 大使館 発 南四(南遣第四艦隊) 宛 屋形  メ 籠手田湊(ポートモレスビー)ニテ 婆羅島(ボルネオ島)ヨリ南ヲ 随時哨戒中 新幾内亜ニューギニア島ヨリ東ノ島々ノ 沖合ニテ イスパニアノ艦影 ...
北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。

第646話 『ファーストコンタクト イン レイテ』

天正七年五月三日 レイテ島 カバリアン湾 スペイン軍基地  フアン艦隊からは3隻の偵察部隊が出港し、ゴイチの艦隊からは目が良い人員を厳選して見張り要員として派遣した。カバリアン湾のスペイン軍陣地からサンリカルドの岬までは約60kmである。 ...
北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。

第641話 『開戦! パナイ島の戦い』(1578/4/26) 

天正七年三月二十日(1578/4/26) パナイ島 パナイ川河口  パナイ川はパナイ島の北東部にあり、入江に注ぎ込む河口は二つに分かれているために、封鎖がしにくいと言う理由で、ポルトガルから逃れるためのスペイン軍の拠点とされてきた。  マニ...
対上杉謙信 奥州東国をも巻き込む

第555話 反転攻勢の立花道雪

天正元年(元亀三年・1572) 四月五日 岐阜城  発 権中納言 宛 兵部卿  秘メ 守護代ノ勢 加賀ヘ 討チ入リケリ(攻め入った)ト 聞キ及ビ候ヘドモ ソハ(そこは)貴殿ノ所領ニ非ズ 難かたシ事ナレド マズハ言問こととい(話し合い)ニテ ...
緊迫の極東と、より東へ

第493話 東インド南方探検艦隊司令 籠手田左衛門尉安経(実在)の探検報告

元亀二年 十二月十二日 諫早城 「御屋形様、練習艦隊司令、籠手田左衛門尉様がお見えにございます」 「うむ、通せ」  矢継ぎ早であるが、南方探検と既存の交易国との渉外にあたっていた籠手田左衛門尉安経が帰港した。  安経は海軍所属だがその性質上...
西国の動乱、まだ止まぬ

第352話 第六天魔王信長と純久

永禄十二年(1569年) 十月二十三日 京都大使館  島津が小佐々に敗れ、条約を結んでから十日後。大使館の大使執務室では、純久が書類の山に埋もれながら仕事をしていた。  以前純正に願いでて、検非違使と所司代の人員を増やす事ができたのだが、ま...
横瀬浦開港 敵が味方 味方が敵に

第62話 大友の代理戦争 有馬大村連合軍

永禄六年 正月 沢森城 沢森政忠  有馬義貞と大村純忠の連合軍一万が杵島から小城郡へ侵攻した。  今回の連合軍の意図は明確で、膨れ上がる龍造寺隆信の領土拡張を食い止めるためである。龍造寺は東肥前を統一し、北肥前の松浦衆を降しつつ、多方面で領...
歴史改変は悪だけど、死ぬのはいやです。

第10話 674石のしょぼ領主

親父と話をしに行く前に、いろいろと整理しておこう。    状況を分析し、最善の提案をして領内を豊かにしなくてはならないからだ。舐められないためには武力が必要。    しかしそのためには、鉄砲や弾薬、大砲はもちろん、人員も必要だ。戦のための食...