八紘共栄圏を目指して 第843話 『アステカとビルカバンバ』 慶長二年八月十九日(西暦1597年9月30日) 小樽鎮守府から北米大陸西岸の探険結果と、スペイン探検隊との遭遇に関する報告が届いてから、1年半が経過している。 探険の拠点はアンカレジであったが、その後アラスカ州シトカに新たな拠点を建設した... 2025.03.25 八紘共栄圏を目指して
八紘共栄圏を目指して 第842話 『純勝の帰郷と対スペイン』 慶長二年七月七日(西暦1597年8月19日) 蒸気船の導入により、海路での航行が格段に速くなり、東北から諫早まで1か月半もかからずに往復可能となっていた。 東北だけでなく世界各地に給炭地を整備し、蒸気機関や船体の改良を経て、諫早からリスボ... 2025.03.24 八紘共栄圏を目指して
八紘共栄圏を目指して 第837話 『駐ポルトガル肥前国大使とスペイン宰相』 慶長二年二月二十二日(1597/4/8) ポルトガル リスボン 肥前国大使館「これはこれは……(招かれざる客か)予想だにしなかったお客人ですね」 駐ポルトガル肥前国大使の松浦九郎親ちかしはわずかに笑みを浮かべて来客を受け入れた。 アロンソ・... 2025.03.13 八紘共栄圏を目指して
八紘共栄圏を目指して 第835話 『建州沿岸と豆満江』 慶長元年十一月十四日(1597/1/2)夜 へトゥアラ <小佐々純正> オレたちは問題が解決するまで滞在することになり、宿舎に案内された。『お互いに戦うつもりはない。じっくり腰を据えて話し合おう』 ヌルハチの提案を受けて、居室で一人考え事を... 2025.03.09 八紘共栄圏を目指して
八紘共栄圏を目指して 第834話 『関白太政大臣小佐々純正の大義』 慶長元年十一月十四日(1597/1/2)へトゥアラ「なぜそこまで領土を広げる必要があったのですか? 日本だけでは足りなかったのですか? 倭寇わこうは途絶えて久しいし、日本に攻め入る国もない。琉球や朝鮮と交易すればよかったのでは? 呂宋やアユ... 2025.03.07 八紘共栄圏を目指して
八紘共栄圏を目指して 第833話 『遼東では足りぬのか、沿海州では足りぬのか』 慶長元年十一月十四日(1597/1/2)へトゥアラ「はっきり言っておきますが、余は肥前国はもちろん、その冊封国である朝鮮と戦うつもりはありませんぞ」 ヌルハチはそう言って純正の言葉を待った。「戦うつもりがないのであれば、なおさら兵を引き上げ... 2025.03.05 八紘共栄圏を目指して
八紘共栄圏を目指して 第832話 『何をもって領土とするか』 慶長元年十一月十四日(1597/1/2)肥前国彼杵そのぎ郡 佐世保湊みなと『失礼いたします! こおおおおぉぉぉぉぉぉぉのおおおぉぉぉぉぉぉぉぉおお馬鹿者があああああ!』「そんな感じで殿下の前で、自分の息子を力いっぱいぶん殴ったのよ」「へえ…... 2025.03.03 八紘共栄圏を目指して
外伝!フレデリック・ヘンドリック転生記~時代・技術考証や設定などは完全無視です!~ 第4話 『デン・ハーグと駐ネーデルランドポルトガル大使館』 天正十八年九月一日(1589/10/10) デン・ハーグ <フレデリック>「これはこれは、ようこそおいで下さいました」 マヌエル・デ・ポルトゥガルはにこやかな顔でオレを出迎える。 オレは兄貴に頼んで、伝手を通じて会えたのだ。 ネーデルランド... 2025.02.15 外伝!フレデリック・ヘンドリック転生記~時代・技術考証や設定などは完全無視です!~
八紘共栄圏を目指して 第825話 『地震対策とトゥパクアマルとクイトラワク』 慶長元年二月二十五日(1596/3/23) 南近江蒲生郡安土山 大日本国政庁「それで、具体的な案とその進捗をおしえてくれ」 純正は国土交通大臣の遠藤千右衛門に聞いた。「はっ、畠山修理大夫様(畠山義慶・大日本国国交大臣)とも諮らねばなりませぬ... 2025.02.14 八紘共栄圏を目指して
八紘共栄圏を目指して 第822話 『純正とバンテン王』 文禄四年十二月二十八日(1596/1/27) バンテン王国 一時は暴徒により占拠されていた駐バンテン肥前国大使館は、肥前国海軍艦艇から上陸した陸戦隊によって取り返された。生き残った大使館員と民間人は保護されたのだ。 同時にパレンバンから南下... 2025.02.05 八紘共栄圏を目指して
八紘共栄圏を目指して 第817話 『セバスティアン・ロドリゲス・セルメーニョの災難』 文禄四年九月二十五日(1595/10/28) 「煙突? 蒸気? 一体何を言っているのだ? 冗談ではない。そんな船があるはずがない」 スペインの使節は不思議そうな表情で艦橋を見回し、黒い煙を上げる煙突を指さした。事態を理解できず困惑している様... 2025.01.26 八紘共栄圏を目指して
八紘共栄圏を目指して 第812話 『純正の後継者問題』 文禄四年三月二十五日(1595/6/11) 諫早城 御年四十五となる関白太政大臣小佐々平九郎純正は、重度の健康オタクである。 目の前に並べられた食事は……。 ・青魚(サンマ、アジ、イワシ、サバなど) ・緑黄色野菜(ほうれん草、にんじん、かぼ... 2025.01.18 八紘共栄圏を目指して
東アジアの風雲 第791話 『条約締結と新しい秩序』 文禄二年二月八日(1593/3/10)諫早城「御苦労様でした、叔父上」 居室でくつろいでいた純正に報告をしている政直であったが、公務以外のときは叔父と甥である。「いやいや、まさかわしがあの明国との交渉にあたるとは……考えもみんかったわい」「... 2024.12.22 東アジアの風雲
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第299話 『帰途』 文久二年九月二日(1862年10月24日) 上海沖「もうちっと居たかった気もするが、仕方ねえか」「晋作さん、仕方ないですよ。御家老様と御公儀からの命となれば、逆らえません」「そうか……僕にとっては狭い日本より随分と暮らしやすいと思うのだが…... 2024.12.12 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第298話 『埠頭の攻防とそれぞれの思惑』 文久二年九月一日(1862年10月23日) 夜 上海 埠頭ふとう「rukko! eh log chor nahin! (待て! ちょっと! 人たち、あれ、犯人、違う!)」「おお晋九郎! 遅いぞ! 何やってたんだ!」 息を切らしながら説明して... 2024.12.10 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第297話 『謎の男、その正体と目的』 文久二年九月一日(1862年10月23日) 夜 上海 埠頭ふとう バシャ! バシャ! バシャ! 「おいおいおい……こりゃあ御家老様が襲われた時よりひどいじゃないか」 騒ぎが収まるまで待っていたのだろう。 銃声がやみ、清国人(紅幇ほんぱん)数... 2024.12.09 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第296話 『租界潜入』 文久二年九月一日(1862年10月23日) 上海 イギリス公使館「失礼します」 明らかにそれと分かる風貌の男が、公使館内でパークスの部屋のドアを叩いて入り、開口一番に告げた。イギリス租界一円を管轄している警察署の署長である。 すでに捜索開始... 2024.12.08 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第295話 『イギリス租界と2人の行方』 文久二年八月二十一日(1862年9月14日) 肥前 川棚港「なんじゃこのどでかい船は……平三、本当にこれで間違いないのか?」「はい、これで間違いございません」 男は使用人の男に聞いた。 乗る予定の船は、聞いていた普通の客船ではなかったのだ。... 2024.12.07 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第293話 『青幇と黄金栄』 文久二年八月十九日(1862年9月12日) 玉蘭閣ぎょくらんかく 晋作とその一行は重厚な扉を押し開け、『玉蘭閣』の中へと足を踏み入れる。 そこは豪華絢爛けんらんな装飾と、妖艶な雰囲気に満ちた別世界だった。華やかな衣装をまとった人々が行き交い... 2024.12.05 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第292話 『フランス租界と青幇』 文久二年八月十九日(1862年9月12日) ホテル『宏記洋行』 夕方 「おい! 晋作は何処いずこだ! まったくあいつは読めん! 何をしているのだ?」「申し訳ありません。昼まではいたのですが、ちょっと目を離した隙にまかれました……」 中牟田倉... 2024.12.04 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第291話 『上海租界とリボルバー』 文久二年八月十八日(1862年9月11日) 上海 フランス租界 ホテル『宏記洋行』 部屋には佐賀藩の中牟田倉之助、薩摩藩の五代友厚、そして大村藩士の峰源助がいた。彼らは皆、晋作と同じく通商のために上海に来ていた同志である。「おお、晋作君か... 2024.12.03 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第290話 『生麦事件交渉-5-10万ポンドの要求』 文久二年八月十八日(1862年9月11日) 日本側とイギリス側の会談は連日にわたって続き、ついにニールは上海租界における捜査協力を認めるに至った。 今回のニールの目的は、100対0の勝利でなくともイギリス優位で交渉を進め、賠償金を勝ち取り... 2024.12.02 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
東アジアの風雲 第772話 『朝鮮出兵』 天正二十年五月十三日(1591/7/3) 諫早城「暑い! そして蒸し暑い!」 ぐちぐちと文句を言いながら、その様相とは真逆の立ち居振る舞いで周囲を困惑させる人物が、諫早城の会議場へやってきた。その人物とはもちろん……。 肥前国海軍艦隊総司令... 2024.12.01 東アジアの風雲
東アジアの風雲 第764話 『新しき三省』 天正十九年七月二十日(1590/7/20) 諫早 <小佐々純正> オレは諫早に戻ってきて城に戻り、吃緊きっきんの陸海軍の再編を終えて、ぐったりした。 もうそろそろリタイヤしてもいいんじゃね? 国内は統一してないけど戦は終わったし、大日本国も... 2024.11.18 東アジアの風雲
東アジアの風雲 第761話 『北方三国同盟と明の滅亡への序曲』 天正十九年五月十一日(1590/6/12) 紫禁城「兵はいる。だが動かすことは難しいだろう」 内閣大学士の申時行は誰に告げるわけでもなく、静かに、淡々と述べた。「100万の兵を抱え、各地の衛所にも精鋭がいる。しかし……」「軍餉ぐんしょう(兵... 2024.11.04 東アジアの風雲
東アジアの風雲 第750話 『フレデリックの立場と仕事』 天正十八年二月二七日(1589/4/12) リスボン 王宮 1か月に及ぶ協議の末、肥前国とポルトガルとの間に条約が結ばれた。 肥前国ポルトガル王国相互防衛条約 肥前国とポルトガル王国は、両国の安全保障を強化し、相互の防衛協力を確立するため、... 2024.10.12 東アジアの風雲
大日本国から世界へ 第741話 『ルソン総督と北川長介純清』 天正十六年十二月二十九日(1588/1/27)フィリピン「父上、やはりルソンまで来ると暑うございますね。台湾も暖こうございましたが、さらに南だとこうも暑いものでしょうか」「ふふ、平十郎よ、そなたは肥前国から出るのは初めてではなかろう? 海軍... 2024.09.13 大日本国から世界へ
天下百年の計? 第737話 『ウラジオストクにて、ヌルハチと』 天正十六年八月二十九日(1587/10/1)~の1か月前 へトゥアラ「なに? 肥前国の国王が海參崴かいわんわい(ウラジオストク)へ来ているだと?」 海西女真との戦いを終えて、本拠地であるへトゥアラへ戻ってきたヌルハチは、斥候の報告を聞いて驚... 2024.09.01 天下百年の計?
天下百年の計? 第712話 『大日本国銀行』 天正十二年十一月二日(1583/12/15) 肥前国庁舎 最上義光に送った質問状については、予想通りの回答がきた。要するに単なる軍事訓練であり、他領への侵攻の意図はまったくない、という事である。 真偽のほどは別として、純正は念のため、義氏に... 2024.07.10 天下百年の計?
Uncategorized 第704話 『純正の三職推任と第一次港湾整備計画。もう色々と面倒臭いから、全部うちからの借款にして先行投資しまくろうか』 天正十二年一月十九日(1583/2/11) 肥前国庁舎 <純正> 前々から、えーっと天正元年(1572年・作中では改元が1年早い)からずーっと言われてきた事。やっと受ける事にした。面倒くさい事この上ないが、実質新政府のトップなんだから、期間... 2024.06.27 Uncategorized
天下百年の計? 第697話 『本能寺の変』(1582/6/21) 天正十一年六月二日(1582/6/21) 京都大使館 織田信長をはじめとした旧来の新政府の面々に加え、北条からの使者を諫早に迎える事が出来たのは大きかった。氏規も江雪斎も小佐々の国力と軍事力に度肝を抜かれ、すっかり新政府の一員としての考え... 2024.06.17 天下百年の計?
技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ 第689話 『殖産と産業育成政策』(1581/5/16) 天正十年四月十四日(1581/5/16) 小佐々家大使館「さて、皆に集まってもらったのは他でもない。新政府の財源としている負担金であるが、予算の半数以上を我が家中が出して居る。その為、他の各国には負担金の分を上げてもらうべく、生業を興し栄え... 2024.06.09 技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ
技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ 第678話 『艦隊の帰還と世界地図。大同盟の財源は?』(1580/6/27) 天正九年五月十六日(1580/6/27) 京都 大使館 発 南四(南遣第四艦隊) 宛 屋形 メ 籠手田湊(ポートモレスビー)ニテ 婆羅島(ボルネオ島)ヨリ南ヲ 随時哨戒中 新幾内亜ニューギニア島ヨリ東ノ島々ノ 沖合ニテ イスパニアノ艦影 見... 2024.05.29 技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ
技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ 第677話 『まず発議した。後はおいおい考えよう。見積もりいくら?』 天正九年四月三日(1580/5/16) 京都 大使館「まずは全体の法を決めねばならぬ。その後省庁をつくり、内閣をつくる」 純正は現在肥前国に設置された省庁を中央政府、仮に大日本幕府と呼ぼう。その中に省庁を同じように置く事を考えた。そして、行... 2024.05.28 技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ
技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ 第676話 『中央政府構想の波紋』(1580/4/3) 天正九年三月十九日(1580/4/3) 南近江 大同盟合議所 「徳川殿。武田殿。此度こたびの所領の件については、大同盟加盟の際の約定の通り、これで仕舞いという事でよろしいな」「異論ございませぬ」「異論、……ございませぬ」 家康は満面の笑みを... 2024.05.27 技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ
転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く 第120話 『勝海舟と大村城下の下水道整備計画』(1850/1/8) 嘉永二年十一月二十五日(1850/1/8) <次郎左衛門> さて、確かこの頃の勝海舟は、どこだっけ? 本所から赤坂田町に移ってる頃だったかな。「御免候!」「はいよ。どなたかな?」「勝麟太郎殿にござろうか。それがし、肥前大村家中、家老の太田和... 2024.05.24 転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く
技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ 第672話 『純正、惣無事令構想を打ち立てる。武田軍、信越国境より撤退す』(1579/7/19) 天正八年七月十九日(1579/7/19) 京都 大使館 「おわっ! だ、誰じゃ……て、平九郎? ごほん。御屋形様、いついらっしゃったのですか?」 不意に執務室で声をかけられた純久は、驚いて思わず名指しで呼んでしまった。「あはは。さっき。いい... 2024.05.23 技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ
技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ 第671話 『上洛要請のその後と景勝vs.景虎始まる』(1579/6/15) 天正八年五月二十一日(1579/6/15) 小田原城「……! おのれ純正め! このわしに上洛せよだと? なにゆえわしが、成り上がり者の純正に頭を垂れに京まで出向かねばならぬのだ」 純正からの手紙を読んだ氏政は怒り心頭である。 上杉家の家... 2024.05.22 技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ
技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ 第669話 『上杉景勝と上杉景虎。そして氏政への上洛命令』(1579/5/27) 天正八年五月二日(1579/5/27) 越後の龍、上杉謙信が死んだ。その知らせは越後のみならず近隣諸国に知れ渡り、周辺の諸大名はその動静を固唾を呑んで見守り、あるいは行動に移した。 が、今世は違った。 純正が信長と同じ立場で東に武田と上杉... 2024.05.20 技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ
技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ 第664話 『日ノ本大同盟の今』武田と畠山と里見(1579/3/8) 天正八年二月十一日(1579/3/8) 七尾城「殿、なにやらうれしい事でもあったのですか?」 側近である大塚孫兵衛尉連家まごべえのじょうつらいえの問いかけに、畠山義慶は穏やかな表情を浮かべる。「孫兵衛よ、わしが家督を継いで早十二年。長かった... 2024.05.15 技術革新と内政の時、日本の内へ、外へ
Uncategorized 第663話 『日ノ本大同盟の今』織田と徳川と浅井(1579/2/12) 天正八年一月十七日(1579/2/12)『日ノ本大同盟』 純正が天正元年に提唱し、小佐々・織田・武田・徳川・浅井・畠山・里見の七家で結成した合議同盟の事である。 経済・技術の交流はあるが、主な目的は各国の軍事行動の可否を決定する事と、軍事行... 2024.05.14 Uncategorized
北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。 第639話 『景轍玄蘇、ヌエバ・エスパーニャ副王領、フィリピン総督フランシスコ・デ・サンデ・ピコンと相対す』(1578/4/8) 天正七年三月二日(1578/4/8) ビサヤ諸島 セブ島「何? KOZASAの使者が来ていると? KOZASAというのは、あのKOZASAなのか?」 フィリピン総督のピコンは、伝令に対して聞き直した。「はい。間違いありません。出で立ちはもち... 2024.04.19 北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。
北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。 第636話 『琉球から台湾、そして呂宋へ』(1578/1/9) 天正六年十二月二日(1578/1/9) 京都 会議所周辺 織田家宿舎「ひゅ、日向守殿! 日向守殿!」 木下藤吉郎秀吉は、真っ青な顔をして叫ぶ。「そうぞうしい。なんですか。もともと貴殿は落ち着きというものがない。城持大名となったのですから、威... 2024.04.16 北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。
北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。 第634話 『織田水軍から織田海軍へ、イスパニア情報の収集』(1577/10/13) 天正六年九月二日(1577/10/13) 岐阜城「何? 小佐々から参陣の求めが来ただと?」「は、これよりイスパニアなる南蛮の国と戦をするゆえ、海軍の参陣を求めると。水軍とは呼ばず、海軍と。されど強いるものではなく、判は委ねるとのことで、その... 2024.04.13 北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。
北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。 第624話 『日ノ本大同盟内の経済格差と移住問題』(1576/2/9) 天正五年一月十日(1576/2/9)永禄四年四月(1561)に、沢森平九郎政忠として転生して15年がたっていた。その治める版図は北は北海道の北西岸、南は鹿児島県のトカラ列島、東は静岡県の吉原湊(租借地)に、西は五島列島までに及んでいた。小佐... 2024.04.01 北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。
北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。 第623話 『中浦ジュリアンの元服と洗礼。遣欧使節団?』(1576/1/18) 天正四年十二月十八日(1576/1/18) 諫早城寒く、それでも晴れ渡った天気のもと、数えで14歳になる中浦小佐々甚吾じんご(中浦ジュリアン)の元服式が行われた。小佐々甚吾純吉である。本来は純正の姉である幸の息子、幸若丸の元服式と同時に行わ... 2024.03.30 北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。
北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。 第604話 ガレオン船によるセブ-小笠原-アカプルコ貿易 天正三年七月十八日(1574/8/4) そのころ、北関東の下野と常陸においては、北条が攻勢を強めていた。 結城氏はすでに降伏して北条の軍門に降っており、常陸の佐竹と下野の宇都宮は同盟を組んでいたものの、北の那須家と組んだ北条に圧倒されていた... 2024.03.09 北条と東北。明とスペイン、欧州情勢。
内政拡充技術革新と新たなる大戦への備え 第597話 馬場信春の秘策と三十年後、五十年後を見据えて 天正二年九月十日(1573/10/5) 安芸日野山城 吉川元春居城「殿、武田大膳大夫様が郎党、曽根九朗右衛門尉様がお見えにございます」「うむ、通すが良い」 日野山城は中世山城でありながら、堀切や竪堀といった一般的な防御施設が見あたらない。地... 2024.03.02 内政拡充技術革新と新たなる大戦への備え
内政拡充技術革新と新たなる大戦への備え 第596話 尾甲同盟と加賀紀伊討ち入りの策 天正二年八月十九日(1573/9/15) 甲斐 躑躅ヶ崎館 信長は加賀・紀伊侵攻作戦の合議対策をするための策を練るとともに、必須条件である甲斐の武田家との通商・安保同盟を結ぶために光秀を武田家に送った。「はじめて御意を得ます。織田兵部卿様が... 2024.03.01 内政拡充技術革新と新たなる大戦への備え
内政拡充技術革新と新たなる大戦への備え 第593話 女真派遣団の帰国と蝦夷地開拓 天正二年四月十二日(1573/5/23) 諫早城 二年前の夏に始まった蝦夷地の開拓と入植は順調に進んでいた。 蝦夷地交易を独占的に任せている太田和屋弥次郎の交易船の運航とあわせて、人員の輸送も行われたのだ。 まずは大首長チパパタインの勢力圏... 2024.02.25 内政拡充技術革新と新たなる大戦への備え