第2.5次信長包囲網と迫り来る陰 第482話 甲斐武田家、ハードランディング? 元亀二年 十月五日 京都 大使館 先日の純久の申し出どおりに関白二条晴良邸に伺うことになり、三人は午前中から手土産を選んでいた。「関白様は甘味がお好きなので、いくつか中ノ屋の茶菓子店より持ってこさせました。一人一つずつ、進呈なさればよろしい... 2023.11.11 第2.5次信長包囲網と迫り来る陰
新たなる戦乱の幕開け 第388話 群雄たちと小佐々純久 永禄十二年 とある日 在京小佐々大使館「大使、また来てます」 大使館の洋間、昼休みに佐吉と将棋を指している純久のもとに、一人の訪問者があった。最近、遠方からのお客様が増えましたね、と佐吉が言う。 純久はそれどころではない。36対6で圧倒的に... 2023.08.31 新たなる戦乱の幕開け
西国の動乱、まだ止まぬ 第365話 土佐安芸郡一揆、安芸千寿丸改め弘恒蜂起する。② 永禄十二年 十一月七日 京都 在京小佐々大使館 親泰、我が家中の重き臣として、深き憂いの報せを伝えん。 去る十月三十一日、安芸郡伊尾木村にて一揆起こりて勢い強く、江川村、土居村へと広がりつつあり。 さらには、我が軍がかつて討ち取った安芸国虎... 2023.08.16 西国の動乱、まだ止まぬ
西国の動乱、まだ止まぬ 第364話 土佐安芸郡一揆、安芸千寿丸改め弘恒蜂起する。 平凡なサラリーマン沢森武は気絶し、戦国時代の超弱小地方領主の跡取りとして転生する。平和を望みつつも周囲がそれを許さない。歴史知識と現代経験を活かし、技術革新や産業の革命を起こしながら周囲の脅威に立ち向かう、戦国歴史改変小説。 2023.08.16 西国の動乱、まだ止まぬ
西国の動乱、まだ止まぬ 第356話 小佐々領の第一次農業改革と第一次産業革命 永禄十二年 十月二十三日 諫早城 永禄九年の八月に始まった領内の街道のコンクリート舗装は、肥前においてはほぼ主要な街道で終了している。政庁である城同士をつなぐ街道と、湊や信号所のある地点間での舗装だ。 主要街道から始めているが、筑前、筑後、... 2023.08.11 西国の動乱、まだ止まぬ
肥薩戦争と四国戦役 第345話 戦国九州のポツダム宣言とヤルタ会談?? 永禄十二年(1569) 十月十九日 巳一つ刻(0900) 日向国紫波州崎村(宮崎市折生迫) 洋室、洋間がある城は、おそらく諫早城だけであろう。もしかすると岐阜城にもあったかもしれないが、知る由もない。種子島城にはもちろん洋室はないが、諫早... 2023.08.06 肥薩戦争と四国戦役